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8割くらい競馬ブログ

シルク募集馬レビュー㉞ ラックビーアレディトゥナイトの16 牝

基本情報

36000円/口
父Australia、母父Mr.Greeley
母8歳の産駒。
4月生まれ

血統

母は英国で未勝利も、きょうだいにG1馬Maybe(父ガリレオなので本馬と50%同血)が出ている。
G1馬を輩出する母が続いているなかなかの牝系。
父Australiaは、ガリレオウィジャボードの産駒で、世界的な良血馬である。
サドラーズウェルズの父系は日本では嫌われがちであるが、父と同じくガリレオ産駒のフランケルからソウルスターリングミスエルテが出て、潮目が変わりつつある。

馬体

馬体は現状かなり幼い。募集馬のなかでもリングレットの16と並んで未成熟と感じる。
歩様はなかなかスムーズで、スピードがありそう。
短距離馬になるかもしれない。

厩舎

松永幹夫厩舎は40勝オーバーもあり、早くも名伯楽といった感もあり。
武豊を起用してもらえるかもしれない。

測尺

体 高: 148.5cm
胸 囲: 170.5cm
管 囲: 18.4cm
馬体重: 372kg ⇒ 390kg

サイズは心もとないし、脚も見た目通り細いので、大きくなるのも不安。

総評

血統は非常に魅力的。価格も安いが、リスクとなるサイズの小ささ。
勝ち上がっても数は使えないかもしれない。
シルクに母優先が無いのが残念。

希望度:D(魅力はあるが頭数を抑えたい関係で、行きづらい)

シルク募集馬レビュー㉝ カラヴィンカの16 牝

基本情報

20000円/口
ベルシャザール、母父Barmandini(AP Indy)
母8歳の産駒。
4月生まれ

血統

母カラヴィンカはTapitの半妹で、ディープブリランテとの産駒キンナリーがダート3着2回で勝ち上がりも期待できるところまできている。かなりクロスがうるさい血統で、字面どおり米国仕込みのパワーを伝える母だろう。
ベルシャザールは3歳時にはダービー3着があり芝でもそこそこ走っていたが、本領のダートに転じてジャパンカップダートを制した。さほどクロスもきつくないので母とは合いそうだ。この父と母であれば良馬場のダート中距離で、パワーを活かして勝ち上がれるかも。

馬体

トモが弱々しい。
そのせいか、前傾で歩いており、後ろの力が伝わっていないように見える。
このままだと、ダート中距離では脚が溜まらず、展開待ちの短距離馬になってしまうかもしれない。
ほとんど5月生まれなので、大きくなる可能性はあるが、最新動画でもまだまだ細い。

厩舎

岡田稲男厩舎は毎年20勝を越えており、まずまず。

測尺

体 高: 157cm
胸 囲: 176cm
管 囲: 19.4cm
馬体重: 408kg ⇒ 414kg

体重は軽いが体高と胸囲はあるので、大きく増やす可能性はある。

総評

ダート牝馬でサイズが不足しているが、母はなかなか能力がありそうで様子見を継続したい。

希望度:D(成長しだいで面白い)

シルク募集馬レビュー㉜ クレヨンルージュの16 牡

基本情報

28000円/口
ワークフォース、母父フジキセキ
母13歳の産駒。
4月生まれ

血統

母クレヨンルージュはダート3勝でそこそこの競争能力を見せたが、産駒はまだ勝ち上がっていない。
母は同じくシルク募集馬マハーバラタの半妹である。妹はまだ産駒がほとんどデビューしておらず未知の魅力+父ハービンジャーで満口となったが、本馬は父ワークフォースで人気になっていない。
父と母のポテンシャル的にはあまり希望が無いところであるが、Nueyev、Special、Northern Dancerのクロスが効果的に伝われば面白いかもしれない。

馬体

ワークフォース産駒に共通するが、馬体は非常によく見える。
ひ弱さはなく、胴も長すぎず、程よく全体に筋肉がついている。
もしそれなりの種牡馬なら牝馬でも満口になっているくらいのデキ。

厩舎

庄野厩舎は4年連続で20勝でスワーヴリチャードも現役の実力派。
今年は不振。

測尺

体 高: 156.5cm
胸 囲: 174.5cm
管 囲: 21.8cm
馬体重: 457kg ⇒ 473kg

4月生まれとは思えないほど立派な馬体。ダート向きかもしれない。

総評

父母ともにあまり強調できるところはないが、牡馬でこの値段は破格。

希望度:D(ワークフォースで食指が伸びないが)

シルク募集馬レビュー㉛ アンナヴァンの16 牡

基本情報

40000円/口
シンボリクリスエス、母父エンドスウィープ
母15歳の産駒。
4月生まれ

血統

母はアンブロワーズの半妹で、二代母にはバレークイーンフサイチコンコルドアンライバルドの母)がいる牝系。直近でもアドミラブルという大物も出ている。母の産駒には本馬の全兄サトノネプチューンホープフルS勝ち)と半兄アナザーバージョン(父クロフネ、青竜S2着)がおり、当たればそれなりにリターンがありそう。反面、この2頭以外は中央で勝ち上がりがない。
シンボリクリスエス、母父エンドスウィープは芝の大レースを制した産駒が目立つが、どちらかというとダート向きに出るかもしれない。

馬体

厚みがなくまだ頼りないが、腰高でそれなりに大きくなりそう。
この父ならもっと立派な馬体になって然るべきである。
少しだけ右前の動きが怪しいかもしれない。

厩舎

吉村圭司厩舎は、20勝以上を継続しておりG1勝ちもある若手の有力厩舎。
外国人騎手を積極的に起用しているようなのは好感。

測尺

体 高: 153cm
胸 囲: 165.5cm
管 囲: 20.4cm
馬体重: 407kg ⇒ 415kg

4月生まれでかなり大きくなる可能性もあるが、管囲は十分。

総評

シンボリクリスエスレイデオロ、アドミラブルを出してBMSとして成功しつつある一方、父としての成績はわかりやすく下降している。個人的にはアンジェリックを出しているので悪い印象はない。ただ、牡馬でもこの父ではいまさら人気になりようもないのも理解できる。
サトノネプチューンが出ている母との相性は良いと思うので、サイズが大きくなれば候補に入ってくる。


希望度:C(兄は大型馬なので、この馬も大きくなるかも)

シルク募集馬レビュー㉚ ピンクパピヨンの16 牝

基本情報

48000円/口
キングカメハメハ、母父サンデーサイレンス
母18歳の産駒。
5月生まれ

血統

母ピンクパピヨンベッラレイアの半姉で、2勝を挙げ秋華賞にも出走した。産駒は7割近くが勝ち上がっており、キングカメハメハとはカフナ(6勝)、トウシンモンステラ(5勝)が出ており好相性。
キングカメハメハ、母父サンデーサイレンスからは活躍馬多数で、牝馬でもマキシマムドパリやディアデラマドレなど大物も出ている。ベスト・トゥ・ベストのあまり文句のつけようが無い配合。

馬体

非常に華奢で、この父のわりに馬体に厚みが全くない。動きは悪くなく、スピードはあるかもしれない。

厩舎

吉田直弘厩舎はいろいろといわくつきであるが、重賞も勝っており成績はまずまず。ただし、今年は不振。
モーリスを育てられなかったので叩かれているが、芝は苦手でダートが大得意そうな厩舎なので、適性が合わなかったのも一因だろう。
本馬はダート向きには見えないので、相性はよくなさそう。

測尺

体 高: 147.0cm
胸 囲: 163.0cm
管 囲: 19.4cm
馬体重: 373kg ⇒ 401kg

見た目どおり体高も胸囲も少ない。管囲はこのサイズならそこそこ。
いちおう400kg台には乗ってきたのは好材料

総評

血統馬で見どころはあるのだが、人気になっていない。
この父に出資できるチャンスは多くなさそうで、価格もそれなりにお手頃なので、気になる。
母高齢と厩舎を許容できるかがキーだが、ひとまず成長してもらわないとどうしようもない。

希望度:C(成長すれば逆張りもアリ)

シルク募集馬レビュー㉙ ゴールドティアラの16 牝

基本情報

28000円/口
スマートファルコン、母父Seeking the Gold
母20歳の産駒。
4月生まれ

血統

母は南部杯勝ちのG1馬で、ダートで牡馬と互角に渡り合い、産駒も7割が勝ち上がる名牝である。
クロフネと好相性で、OP勝ちのゴールデンハインドやステファノスの母ココシュニックが出ている。
基本的にはダートと芝の長距離を得意とする産駒が多く、ミスプロ的な一本調子なパワーを強く伝えているようである。
スマートファルコンは自身が芝OP勝ちこそあるものの、ゴールドアリュールとケイシュウハーブ(父とワールドクリークの母)の子らしく、完全なるダート種牡馬である。
半姉クロンヌやデビューが近い半兄ロイヤルアフェアなどは、デビューでは芝に色気を見せていた(いる)ようであるが、この馬はダート一択となるだろう。

馬体

最新動画では前駆を中心に成長が見え、体を使って歩けている。この母の子らしく、いかにもパワーがありそう。

厩舎

大竹厩舎は有力馬を多数抱えており、勝率も高いのだが今年はやや不振。
半兄ゴールデンハインドも管理していたのは好材料か。

測尺

体 高: 153.5cm
胸 囲: 172cm
管 囲: 19.9cm
馬体重: 426kg ⇒ 444kg

4月生まれということもあり、順調に成長。クロンヌが450kgぐらいでデビューして苦戦しているので、500kg弱ぐらいまで増えてほしい。

総評

母が高齢な点が不安だが、限定戦のダートなら勝ち上がりは十分に期待できそう。

希望度:D(体質を見極めつつ検討)

シルク募集馬レビュー㉘ レースパイロットの16 牡

基本情報

30000円/口
タートルボウル、母父サンデーサイレンス
母14歳の産駒。
5月生まれ

血統

レースパイロットキングカメハメハの半妹で、フローラSディアデラノビアの2着になった後、オークス秋華賞にも出走した。
しかし、初仔が勝ち上がったのみで、期待に応えているといい難い。ただ、産駒はいずれも入着までは来ており、全くダメということもなさそう。
タートルボウルは欧州から持ってこられた種牡馬だが、ダートの勝ち上がりが多く、まだ強みが見えていない。
この母であればミスプロを配してもらいたかった気もするが、牝系から一発あってもおかしくないし、ダートもこなせそう。

馬体

5月生まれでまだ力強さがないし、歩様も柔らかいが、あまり推進力を感じない。
前が弓脚っぽいのも不安。

厩舎

高柳瑞樹厩舎は2016年まで3年連続20勝で、勝率も良い。今年はやや不振だが、関東の若手では期待できる厩舎。

測尺

体 高: 155cm
胸 囲: 161.5cm
管 囲: 20.4cm
馬体重: 373kg ⇒ 394kg

まだ小さいが、募集時から馬体重が大きく増加。

総評

母は能力の高い馬だったが、馬体はまだまだ小さい。

希望度:D(5月生まれで変わってくるか?)

シルク募集馬レビュー㉗ レアクラシックの16 牡

基本情報

28000円/口
ワークフォース、母父スペシャルウィーク
母12歳の産駒。
3月生まれ

血統

母レアクラシックは2戦して入着止まり。祖母クラシッククラウンの牝系からはリーチザクラウンが出ている。母とは非常に血統構成が近いリーチザクラウンは数少ない産駒からキョウヘイが出ている。
しかしレアクラシックは5頭の産駒が中央で勝ち上がれておらず、繁殖能力には疑問符が付く。この母にワークフォースを付けたところで・・・ということもあり牡馬にもかかわらず非常に安価で人気もない。
ミスプロの3×4があるが、イメージほどダートに出ない傾向で、芝でも少し期待できる。

馬体。

雄大な馬体を持て余すことなく動いている。
鈍重な印象もない。
はっきり言って馬体は良い。
ダートもこなせそう。

厩舎

高橋文雄厩舎は毎年20勝未満でまだまだ強調はできない。

測尺

体 高: 160cm
胸 囲: 177cm
管 囲: 21.5cm
馬体重: 484kg ⇒ 496kg

サイズは文句なし。

総評

馬体、測尺に問題ない牡馬としては非常に安価。父と母の繁殖成績の悪さがネックである。
好材料としてはもともと非ノーザンであった母が、ノーザン移籍後に生まれたピンクスター(父タートルボウル)が未勝利で2着まで来ている点である。
繁殖馬が持つ遺伝子は、加齢によるメチル化などを除いて不変と思っているが、産駒の育成がノーザンに替わったことで成績を向上させる余地はありそう。シルキーラグーンなどもノーザン移籍後に産駒が走り出している。

希望度:C(父がネックだが馬体は良い)

シルク募集馬レビュー㉖ リングレットの16 牝

基本情報

20000円/口
トーセンホマレボシ、母父トニービン
母19歳の産駒。
4月生まれ

血統

母リングレットは名牝エアグルーヴの全妹で現役時代は2勝。当然期待をかけられ良い種牡馬を配合されたものの、フォワードカールの新馬勝ちぐらいで軒並み産駒が走っていない。
高齢の産駒であり、もともと脚元が弱い一族でもあるので、順調に行くかという懸念もある。また、ノーザンテーストの3×3があるが、体質面を考えると期待よりも不安が大きい。インビジブルレイズの母(クレバースプリント)が同じクロスを持っているが、未出走であるし繁殖向きの血統だろう。
フォワードカールは新馬勝ちのあとに骨折があり能力を削がれたこと、2014年産の半妹オーシャンティ(父ダノンシャンティ)が未勝利でそこそこ健闘したことを考えると全くダメではないが、ダイナカール牝系頼みの部分は強くリスクはある。

馬体

募集時はあまりにも弱々しかったが成長している。力強さこそないが、柔らかさを感じる歩様。
芝向きだろうがトモが弱すぎるので、このままでは切れる脚は使えず、かといってスタートダッシュも利かなそう。
4月生まれで全く人気もないだろうし成長待ち。

厩舎

大和田厩舎はアンジェリックを育ててもらった贔屓目で好印象。
ミナレット、アンズチャンが引退し、クライスマイルも順調に使えていないこともあり、成績は伸びていない。
どちらかと言えば大事に使う傾向なので、この馬には合いそう。

測尺

体 高: 155cm
胸 囲: 165cm
管 囲: 19.5cm
馬体重: 382kg ⇒ 401kg

ひとまず400kg台に乗ってきた。少し時間はかかりそう。

総評

厩舎で惹かれるところはあるが、まだまだ小さい。
こういう馬がどう変わってくるかには興味がある。
順調なら検討したいところ。

希望度:D(成長が楽しみではある)

シルク募集馬レビュー㉕ ムスタパルタの16 牡

基本情報

30000円/口
トーセンホマレボシ、母父Tapit
母5歳の産駒。
2月生まれ

血統

母ムスタパルタは未出走。
祖母ワンダーレディアンエルは米G1馬で、そのきょうだいにファンタジーS2着のアンチュラスがおり、日本に適性が無い牝系ではない。祖母の産駒でシルクで募集されたソルエユニーク(父ディープインパクト)が未勝利で苦戦しているが、400kgに満たないので当馬とはタイプが異なる。
母父Tapitは11頭が出走して5頭が勝ち上がりとサンプルが少なすぎるが、まずまず。
トーセンホマレボシは勝ち上がりが悪いが、初年度から3年連続で100頭以上に種付けしており、少なくとも当初は期待をかけられいた。安価な馬を狙うのであれば、失敗の烙印はまだ早いかと。
ただでさえ母のミスプロ色が強いが、父もミスプロ持ちであり、さすがに適性はダートになりそう。

馬体

前駆を中心に筋肉が程よくついており、まずまずの馬体。
ダートなので良いのかもしれないが、動きは硬い。

厩舎

昨年大不振の宗像厩舎だが、今年は復活し、ここまで13勝。騎手の起用はあまり好みではない。

測尺

体 高: 156cm
胸 囲: 172.5cm
管 囲: 20cm
馬体重: 444kg ⇒ 444kg

2月生まれで大きく増えることはないかもしれないが、厚みはもう少し欲しい。

総評

左前の球節が腫れたとのことで、早くも一頓挫。この時期なのでいくらでも取り返せるが、今後には注意したい。

希望度:D(ダート馬の候補)

シルク募集馬レビュー㉔ リュナティクの16 牡

基本情報

30000円/口
ダノンシャンティ、母父ディープインパクト
母4歳の産駒。
4月生まれ

血統

母リュナティクは欧州の重賞馬を持ってきてディープインパクトを付けて誕生した成功パターンだったが未出走で引退。
ただ、祖母リュヌドールからは新馬⇒特別と連勝中のルヴォワール(父ハーツクライ)が出ており、母もそこそこのポテンシャルを持っていた可能性はある。牝系は重賞馬が続いており、祖母の2015産ディープ産駒はサンデーRから1億円で募集されていることを考えると本馬はかなりリーズナブル。
きついクロスから敬遠されがちかもしれないが、サンデーサイレンスの3×3からはトラスト、キョウヘイを始め活躍馬も出ており実験的ながらハナから駄目と決めつけることもないだろう。

馬体

400kg弱なのだが、意外と華奢な印象はなくまずまず。右前を回すように見えるのは気になるが、動かしても体を使えており、運動能力はありそう。

厩舎

新規で開業する田中博康厩舎に入るという噂。関東の若手は大和田先生のおかげで個人的イメージはよい。

測尺

体 高: 150cm
胸 囲: 165.5cm
管 囲: 21.2cm
馬体重: 378kg ⇒ 400kg

数字よりは大きく見せる印象。管囲は太い。

総評

この父の牡馬としては破格の安さ。4月生まれで成長の余地はありそうなので、様子見したい。

希望度:D(牡馬だし勝ち上がれば面白い)

シルク募集馬レビュー㉓ サトノジュピターの16 牡

基本情報

36000円/口
ハービンジャー、母父アグネスタキオン
母7歳の産駒。
3月生まれ

血統

母サトノジュピターはアドマイヤラクティの半妹で、スイートピーS3着になった後、古馬で小倉日経OP勝ちの素質馬だった。
本馬が初仔であるが、競争成績から能力は高い。
ハービンジャーはそこそこの勝ち上がり率で、重賞馬も出しており、非サンデー系としては一定の役割を果たしている。
サンデー系が父との相性は良いといわれていたが、モズカッチャンは非サンデーで、相手はさほど限定しないようである。
母父アグネスタキオンはダートの傾向が強くなっており、芝向きの父とは合わないかもしれない。
また、母サトノジュピターはNorthern Dancerのクロスを持っており、ハービンジャーと合わせてNorthern Dancerリッチである。
あまり好配合とは言えず、母のポテンシャル頼りか。

馬体

大きさはそこそこながら、肉がついておらず華奢。
皮膚はあまり艶がなく、乾燥しているような印象。
現時点の馬体はあまり強調できず、成長待ち。
ただ、募集開始時と比べるとかなり良くなっている。

厩舎

金成厩舎は今年すでに15勝と好調。コスモカナディアンで重賞でも存在感を示している。

測尺

体 高: 155.5cm
胸 囲: 170cm
管 囲: 20cm
馬体重: 383kg ⇒ 400kg

なんとか400kgに乗ってきたのは好材料。3月生まれだが450kgぐらいまで増えてくれれば。

総評

初仔で小さいのが玉にキズ。母の能力が伝われば良いが。
ハービンジャー牡馬としては安価であるし、注視したい。

希望度:D(さすがに小さいが、ハービンジャー牡馬は魅力)

ウィストラムの16に出資

シルクのHPは予想通りつながらないので、早々にあきらめて夕方に繋がるようになってからウィストラムの16に申し込みを行った。
牡馬が欲しいというのもあったが、気になっていたマハーバーラタはやはり400kgにやっと届くぐらいというのは心もとないので、ひとまず断念。

ウィストラムも小さいのだが、5月生まれで417kgであればまだ許容できるかなと。
ダノンシャンティはハイペースのNHKマイルカップを後方から差し切った後、故障である意味底を見せずに引退しており、能力値のMAXは未知である。未知ゆえに種牡馬入りできたとも言えるが、チャンスを活かしてスマートオーディンを出したのは立派。
個人的に繁殖馬はクロスが強い方が影響力があって成功しやすいと考えるので、Haloの3×3を持つ当馬は種牡馬として面白い存在と捉えていた。

母は産駒を芝ダートどちらにも出すが、ダノンシャンティもサイタスリーレッドでダートのOP馬を輩出している。都合が良すぎるが、芝で夢を見つつダートで保険をかけられるようなら100点。反面、適性を見極めるのが難しいかもしれない。
和田正一郎師はオジュウチョウサンを管理しているぐらいの印象だが、クラブ馬は若手~中堅ぐらいが良い気がする。お手並み拝見といったところ。

通常募集に向けて

1.5次募集も申し込みが殺到しそうなシルクであるが、候補馬を整理しておく。

残口警報のあり

フサイチパンドラ
ヨハネスブルグで勝ち上がりの確率は高い。一口はとにかく勝ち上がらないとどうにもならない。
一方で、厩舎は出走数が少なく良い時期にまとめて使ってもらえない危険もある。

グランプリエ:
馬体はかなり良いサイズで、1月生まれで大きくなりすぎないことも含めほぼ問題なし。
厩舎も良く、低価格で大きいところも夢見れる馬だろう。
残口が少なく、一瞬で売れてしまうのが惜しい。
一次でこの馬に行けた人は上手いと思う。

ラフアップ:
いかにもダート馬的な迫力ある馬体。スピードはなさそうだが、パワーで圧倒しそう。
脚気味だが、これだけ太ければ問題ないと思う。
このタイプには出資したことがないが、牡馬も欲しいし、残口があれば狙いたい。

残口警報なし

リードストーリー:
ダートっぽいんだよなあ。ダイワメジャー牡馬としては安いけど。

ウィストラム:
5月生まれで小さいが、スピードはありそう。非ノーザンで人気はないのも好都合で様子見したい。

ヒカルアマランサス
ワークフォースに2年連続はないよなと思うが、馬はよさそう。

ディフィカルト:
ヘニーヒューズは2年連続でもよし。450kgぐらいまで増えれば。厩舎も良い。

グリューネワルト:
雄大な馬体だがまだまだ緩い。ネイルドイットに近い感じがする。

マハーバーラタ
netkeibaの閲覧が増えており、隠れて人気しそう。しかし小さい。

シルク募集馬レビュー㉒ ディフィカルトの16 牝

基本情報

36000円/口
ヘニーヒューズ、母父Concern
母17歳の産駒。
5月生まれ

血統

母はG1馬テスタマッタを輩出したほか、デビューできなかったサッカシア以外の全馬が勝ち上がっているダートの名繁殖。
どちらかといえば産駒は短距離志向で、快速馬ヘニーヒューズはいかにも合いそう。
父母ともにアウトクロスで、本馬もNorthern Dancerの4×5しかもっておらず、危うさのない健全な血統背景といえる。
かなり米血の色が強いが、ダート短距離が主戦場であれば一本調子であっても問題にならない。

馬体

5月生まれということもあり、この血統からはイメージできないほど華奢な印象。
ただ、動きはまずまずで、スピードはありそう。
順調に大きくなるかがカギ。

厩舎

久保田厩舎は、マリアライトでG1を制しており、成績も安定。
どちらかといえばダートの出走が多く、本馬の適性と合いそう。

測尺

体 高: 150cm
胸 囲: 169cm
管 囲: 18.9cm
馬体重: 408kg ⇒ 419kg

総評

サイズが足りないため、人気がないが5月生まれなので、大きくなる余地はある。
ヘニーヒューズは2歳が芝でも勝ち上がっており、ダート一辺倒でもない面白い種牡馬で、注目。

希望度:C(枠を空けて様子見する価値のある馬)