審議中

8割くらい競馬ブログ

出資馬の近況(2018.3.15)

ラグナアズーラ

引き続き天栄で調整中。次走は4/15の福島での牝馬限定戦(芝1800m)とのこと。
ひとまず得意の福島で目途をつけてほしいところ。
前走は直線まともに追えていないので、人気を落とすなら馬券も狙いたい。
馬体重:483kg

ツィンクルペタル

こちらも天栄で調整中。力んで走るので背中に疲れがたまりやすいようである。
目標は福島開催とのことで、ダート1150mのどこかで使うのだろうか。
ただ、その条件の牝馬限定戦は第1週のみなので、もしかするとダート1700mか、芝1200mの限定戦を使うのかもしれない。馬体重は少し増えているので、競馬まで維持してほしい(でも減っちゃうんだろうな・・)
馬体重:464kg

ネイルドイット

競馬の後も脚元に異常はなく、天栄へ放牧。ひとまずゲート試験から新馬戦まで順調に終えたことは喜ばしい。
一度使ってこの馬自身も良くなるだろうが、既走馬相手の次が正念場。
急坂のない東京か新潟あたりが良いかもしれない。
馬体重:434kg

プラムストーン

ハロン16秒ペースで調教中。動画では四肢が乱れず、上手く体を使えている印象。
馬体はダート馬らしくなってきたとのコメント。
馬体重:447kg

ヴァルドヴァーズ

ハロン15秒までペースアップ。動きは良いが、口向きがやや悪い感があり、煩さをのぞかせる。
動かせばどんどんペースアップできるタイプだが、馬体重が増えていないこともあるので、オーバーワークにならないように注意したいとのこと。
短距離が向きそう。
馬体重:433kg

アーティファクト

幸運なことに再募集に当選したため、出資馬に加わった。待望の牡馬であるし、一次で希望したのでうれしい。
2月生まれで調教は進んでおり、15-15でも余力たっぷりとのこと。
いまのところ全く問題なさそうで、早期デビューも期待したい。
馬体重:461kg

ネイルドイット デビュー(6番人気、7着)

脚元不安から、デビューが遅れていたネイルドイットがようやく初出走を迎えた。
入厩後はすこぶる順調で、初の追いきりでそこそこのタイムを出したりしたことなどもあって、そこそこ人気となっていた。鞍上は勝浦正樹。馬体重は430kg。
結果的に可もなく不可もなくといったところで、どちらかといえば安心できた。勝ち上がるためには成長と運が必要だろう。

レース回顧

ゲートは普通に出たものの、4番の馬に前に出られ7番手あたりのポジションで追走。3角~4角で勝ち馬の後ろからじわじわ進出を始める。直線に入ると前から下がってくる馬などで進路がやや狭くなったためか一瞬遅れて追い出すも伸びず、なだれ込むようにゴールした。勝ち馬から0.8秒離された7着。

良かった点

・スタートは田島師のコメント通り悪くない。
・折り合いにも不安は無さそう。
・スタミナはありそう。2000mで体力が尽きた負け方では無かった。
・最後まで伸びており、気持ちを切らさずレースできている。

悪かった点

・二の脚はあんまり早くない。
・瞬発力は無さそう。4角でも勝ち馬に一瞬で置き去りにされた。
・馬格もそんなに無いし、馬ごみは良くなさそう。直線で前がふさがりそうになったときに、追い出しが遅れていた。

他の馬

2着スズカノロッソ・・・大出遅れから早めに仕掛け、ダントツの上り34.0を使ってクビ差。スタミナはかなりありそう。

ディフィカルトの16に出資

有馬記念で臨時収入となったので、様子見していたディフィカルトの16に出資した。
なんだかんだでG1馬テスタマッタの下というのが魅力的で、良血馬には弱い。
現出資馬もラグナアズーラ(ゼーヴィントの妹)、ウィストラムの16(アウトライアーズの妹)で、活躍馬の下をわかりやすく狙いにいったパターンである。
募集時に400kgちょっとだった馬体重も430kgを超えて、許容範囲といったところ。最新動画でも軽快なフットワークで17秒台を出しており、芝もあるかも。
牝馬ばかりなので、本当は牡馬が欲しかったのだが、追加募集にどうも食指が動かず(コールドフロントとかいい馬だと思うけれど)。
ヘニーヒューズは初年度から20頭以上勝ち上がりを出しており、ツィンクルペタルも初戦まずまずだったのも、後押しをした。
久保田厩舎は安定して年間20勝かつ大レース勝ちもあり、これまで出資した厩舎ではNo.1である。
夢は大きく交流重賞制覇といったところ。

ツィンクルペタル まずまずのデビューも・・・

ようやく2015産世代の第1号であるツィンクルペタルが中山ダート1200mでデビューした。

藤田菜七子効果かわからないが、直前まで1番人気の最終2番人気と馬券は売れていた模様。ただし、最終追いを軽めで並走馬に遅れたこと、内枠に入ってしまったことから、期待しつつも惨敗もあるかもと心配していた。
結果は勝ち馬から2秒3遅れての6着とまずまずと言えるもの。今日に関しては勝ち馬、2着馬は抜けて強かった。

レースの振り返り

ゲートは五分に出るも、その後の行きっぷりがイマイチで、ジョッキーが押してもなかなか先団に取り付けない苦しい展開。10番手あたりで追走するも、幸い馬群はバラけてスムーズに外に出すことが出来て直線へ。直線ではそこそこ伸びながら入着圏に迫るも、最後は前の馬と同じ脚色となり、6着で入線した。上り3Fは38.0でメンバー中5位であった。

悪くは無いし、いずれ順番が回ってくるかもしれないという期待は持てる。しかし、今日のような条件(力の要る馬場のダート短距離)では先行力が無いと勝ち上がりは非常に厳しくなる。

馬体はすっきりとまとまっており、大和田先生らしいつくりで好印象。
しかし同じ馬体重(426kg)の勝ち馬と比較するとダート馬っぽいパワーを感じなかった。
行き脚がつかないことを考えると、まだ時間があるうちに距離を延ばしたり、芝を試したりしてほしいところ。
ともあれ、ひとまず話にならないほど弱いということは無さそうなので一安心。

出資馬の近況(2017.10.13)

ラグナアズーラ

引き続き右前(トモじゃなかった)の硬さのコメントが気になるが、調教は14-13までペースアップ。
兄は4歳で成長しているし、無理する時期ではない。
11月の福島開催が目標とのこと。
馬体重:465kg

ツインクルペタル

ゲート試験合格後、いったん天栄に戻りリフレッシュを兼ねた調整中。
慎重派の大和田先生でもあるので、急いでデビューしてイマイチよりは好感。
パワータイプとのコメントがあり、やはりダート向きか。
馬体重450㎏

ネイルドイット

問題なく坂路調教でペースアップ中。動画もupされているが、予想よりも馬体が緩んでなくよく見えた。
ペースは遅いが、坂路もまっすぐ登れている。
やや臆病な面があるというコメントはちょい不安。

ウィストラムの16

9/22に空港へ移動。募集時と比較すると馬体重が30kgほど増え、前駆を中心に成長がみられる。
この世代はあとディフィカルトの16を追加するかどうかぐらいなので、期待は大きい。
馬体重:435kg

出資馬の近況(2017.9.22)

ラグナアズーラ

引き続き天栄で調教中。右トモに硬さがあるが、ケアしながら坂路も使えるので、心配はなさそう。
意外と時間がかかりそうなので、11月の福島あたりで復帰かもしれない。
馬体重466kg。

ツインクルペタル

入厩後、22日にゲート試験を受け合格した。意外とアッサリで順調さがうかがえる。
テンションがやや高いが飼い食いは良好とのこと、うまくいけばこのままデビューかも。

ネイルドイット

坂路調教で少しづつペースを上げている。ひとまず再発せずに前進できたことは喜ばしい。
これから絞れるかもしれないが、最終的には500kg近くなるかもしれない。

ウィストラムの16

ついに本馬も残口警報が出た。もう出資しているので関係ないがなぜか安心するものである。

ゴロフキン vs カネロ 感想メモ

ジャッジ三者三様のドローでゴロフキンが防衛。
自分の素人判定では114-114のドロー。
しかし、ジャッジの一人が118-110でカネロ勝利としていたが、これだと10ラウンドがカネロでゴロフキンは2ラウンドしか取れていないことになる。さすがにこの判定は無いだろう。ブーイングが出るのも納得。好ファイトに水を差す酷い採点だった。

ゴロフキンは確かに的中率は悪いものの、終始前進してロープに釘付けにする場面も目立った。
カネロは的中率こそ勝るものの、手数自体が少なく、クリーンヒットでも効かせる場面は少なかった。これはゴロフキンの打たれ強さがおかしいとも言える。やっぱりこの階級最強は現時点ではゴロフキン。

再戦するならゴロフキンに勝ってほしいが、いまのところあまり食指が動かないかな。

シーサケット vs ロマゴン 感想メモ

シーサケットが衝撃の4ラウンドKOで、2戦続けてアップセットを起こした。
この試合で浮き彫りとなったのは、両者のフィジカル差だった。シーサケットのパンチは、しばしばガード上からゴンサレスを吹っ飛ばしたのに対し、ロマゴンは攻撃で相手を止めることができず、手痛いカウンターを2発もらうこととなった。1回目のダウンをもらった時点で、クリンチや脚を使って逃げるべきだっただろう。
しかし、この試合ロマゴンは当て感が悪く、残念ながらピークを過ぎてしまったかもしれない。あるいはサウスポーが苦手なのか。軽い階級の選手が、ウェイトを上げていくうちにフィジカル負けすることはよくあるが、ロマゴンといえど例外ではなかったといったことか。

出資馬の近況(2017.9)

ラグナアズーラ

トモの疲れも取れたので、週一で14-14を再開している。ようやく体重が増えてきたので次戦も楽しみ。中山で叩いて、福島で2勝目を期待している。

馬体重473㎏

ツインクルペタル

坂路でハロン15~16秒の調教を実施中。状態もまずまずとのことで、大和田先生から次週末あたり入厩のゴーサインが出た。
この時期入厩なら年内デビューできそうなので、一安心。初戦は芝を試してもらいたい。

ネイルドイット

ようやく乗り運動を再開できた。この時期なので焦らず年内入厩、年明けてデビューぐらいのイメージだろうか。
ペタルと比較するとだいぶ立派になってしまっているので、仕上がりには時間がかかりそう。

吉沢譲治『競馬の血統学 サラブレッドの進化と限界』 第1章セントサイモン

1998年JRA馬事文化賞を受賞した血統研究家による著書の1章より抜粋とメモ。2章以降も続く予定。

セントサイモン

強い近親繁殖は精神的、肉体的な弊害をもたらすが、その一方で血統面できわめて深刻な状況をもたらす。
それは血統の閉塞状況、飽和状況というべきもので、強い近親繁殖の繰り返しが積み重ねられたり、ある特定の優秀な血統に片寄っていくと、一定の時期から活力、頑健さ、生命力、遺伝力といったものが急速に衰えていき、そのうちぱったり走らなくなる傾向があるのである。

本書を通じて語られるのは、ひとたび主流となった父系はやがて近交により血の袋小路ともいうべき状況となり、その国の馬産自体が危機に陥ってしまう。それを打開するのはいわゆる「雑草血統」であるという主張である。
第1章の主人公セントサイモンは、「セントサイモンの悲劇」であまりにも有名であるが、その登場はむしろ血の飽和に苦しむ英国の救世主としてであった。
名馬にしばしばみられるように、非常に気性が荒かったことが伝わる本馬は、クラシック競争には無縁ながら、10戦全勝の非の打ちどころのない競争成績を残した。
種牡馬としてはさらに成功し、初年度産駒が4歳になった時点から計9度のリーディングサイアーとなった。その後は産駒を含めセントサイモン系の人気は過熱し、生産者はその血に群がった。母の父としても非常に優秀で、まさに非の打ちどころの無い種牡馬といえた。
しかし母の父として産み出した、その優秀な牝馬セントサイモン種牡馬と配合できず(物理的には可能だが、近親交配がきつすぎる)、父系は血の袋小路に陥っていく。一方で優秀はセントサイモン牝馬は、かえって他の父系に活力をもたらした。その後の父系衰退はよく知られた通りである。
馬産において近交は必ずしも悪手ではないが、「近交しか手段がない」状況は確率の悪い賭けを永遠に続けるようなものなのだろう。そのうちに主流から外れ、傍流に追いやられていくのである。
しかしながら、母系から極めて影響力の強い大種牡馬を送り出したセントサイモンの血は、ほぼ全てのサラブレッドに受け継がれている。エクリプスなどと同様に、サラブレッドの競争能力を一段底上げした存在といえるだろう。

様子見馬たちの近況

ツルマルワンピースの16、サトノジュピターの16、リュナティクの16の残口警報が出ているが、元々出資意欲の高い馬ではなかったので、見送る予定。
それ以外で良さそうな馬を探したい。

育成厩舎へ移動済み

ディアジーナの16:
492kg。気性等に問題なしとのこと。トモはすでに大き目。

ターシャズスターの16:
489㎏。パワータイプとのコメント。

レアクラシックの16:
504㎏。早々と移動済み。重苦しさはないとのコメント。

グリューネワルトの16:
470kg。移動後も順調。気性はおとなしい。

クレヨンルージュの16:
480㎏。従順でおとなしい。

カラヴィンカの16:
436㎏。移動後も飼い食いは良好で成長している。馬体重も増えている。

移動はまだ

スタパルタの16;
446kgであまり増えていない。気性は丸い様子。

リングレットの16:
380㎏で体重は減ってしまっている。育成厩舎への移動はまだ先になりそう。

ヒカルアマランサスの16:
427㎏で順調に増えている。ワークフォースらしさのない好馬体とのこと。

レースパイロットの16:
401㎏で募集時より大きく増えている。体力ありとのコメント。

ディフィカルトの16:
430㎏まで成長。5月生まれなので移動は少し先っぽいが、まだ成長しそう。

ゴールドティアラの16:
455㎏で増えてきた。ダート向きとのコメント。

ピンクパピヨンの16:
397㎏。次週にも育成厩舎に移動予定。

レジェンドトレイルの16:
440㎏。気性はハーツらしく少しピリッとしたところがある。

サダムデグランジュテの16:
457kg。運動神経ありそうとのコメント。

アンナヴァンの16:
433㎏。持ち手が抑えるのに苦労するほど元気。

ラックビーアレディトゥナイトの16:
402㎏。小柄ながらパワフル。もう少し成長を待って移動。

亀海 vs コット 感想メモ

自分の採点では118-110で、公式と同様コット勝利
1Rは亀海が攻めこみ、コットが防戦に回った上、動きもイマイチだったので勝てるかも、と思ったが甘くはなかった。

冷静に考えると、ロバート・ゲレロに負けた亀海がコットに勝てるかというと厳しかったということなのだろうが、それにしたって残念。
フットワークを使ってうまく逃げ切ったようにも見えるが、パンチの的中率は断然コットが上で、手打ちの亀海よりも回転力のあるコンビネーションでより深くダメージを与えた。
亀海の印象としては、ディフェンスのうまいブランドン・リオスといった感じ。面白い試合をする選手なので、人気が出るのも理解できる。
この敗戦も見かたによっては健闘でもあるので、世界王者に再び挑戦するか、Sウェルター級の門番で終わるかは次戦しだいだろう。

シルク募集馬レビュー㉟ ディアジーナの16 牝

基本情報

30000円/口
ゴールドアリュール、母父メジロマックイーン
母10歳の産駒。
2月生まれ

血統

ディアジーナは重賞2勝でオークスにも出走。世代トップクラスの能力を持っていたはずであるが、産駒は全く走っていない。
代々アウトクロスで、競争成績と裏腹に強く主張する感じでもないので、Northern Dancer系のクロスを持つゴールドアリュールは悪くなさそう。
産駒成績が上がっていないのは事実なのだが、ディアジーナは自身がNorthern Dancerを持たない稀有な血統背景の持ち主で、いわゆるステマ配合で成功した母たちとは異なっている。ステイゴールドをつけられたここ数年で不当に評価が下がっている可能性もある。
全兄弟をつくるリスクがモロに出た感じで、このあたり同じマックイーン牝馬エイダイクインと好対照である(ディアジーナは産駒がシルクに売却できたので良いかもしれないが)。
牝馬は走らない父であるが、母父メジロマックイーンからはフーラブライドが出ており、血統的には狙いが立つ。

馬体

非常に雄大かつパワフルな馬体で、父が強く出ている印象。この時期なので、さすがに緩さはあるが、調教が積めれば面白そう。
ダート馬と考えると、牝馬でも良く見える。

厩舎

母を管理していた田島厩舎は成績も安定しており、メジャーエンブレムでG1勝ちで良さそう。

測尺

体 高: 156.0cm
胸 囲: 182.5cm
管 囲: 20.0cm
馬体重: 486kg ⇒ 491kg

すでにダート馬としても十分なサイズ。500kgは超えるだろうが2月生まれなので、極端に大きくなることもないか。

総評

ダート牝馬と考えると全く悪くない。この父と母にしては安価なので候補。

希望度:C(当初は候補では無かったが、様子見)

8/27 亀海喜寛 vs ミゲール・コット展望(日本ボクシング界最大の決戦)

亀海喜寛は国内の知名度こそ、村田、井上らに劣るものの、天下のゴールデンボーイプロモーションズとの契約に至り、ようやく世界チャンピオンを賭けた一戦に挑むこととなった。しかも相手がミゲールコットとくれば、日本のボクシングフリークにはたまらない一戦である。
亀海は2011年から海外を拠点に活動しているが、連戦連勝というわけでもなく、ロバートゲレロなどと激闘を繰り広げ、ときに敗北しつつもビッグマッチにたどり着いた。最近は完全にファイターだが、その割にはディフェンスも巧みで、サイズも含めて日本人ばなれした大器である。フィジカルでは完全にコットに勝るだろう。宿敵ヘスス・ソトカラスを打倒し、おそらく晩成の亀海は今が全盛期といえる。
一方のコットは、亀海が激闘を繰り広げたソトカラスあたりとはくらべものにならないほどのスーパースターである。
コットも亀海とは異なる意味で(あるいは一二段上の次元で)、強敵に挑み続け、当時は同階級の選手が対戦を避けまくったマルガリート(石膏)に挑んだのは負けたとはいえ、賞賛されるべきだろう。その後、メイウェザー、パッキャオ、カネロといった超一流には敗れているが、まだまだ一戦に踏みとどまっている。ただトラウトに負けたのは頂けないし、36歳のコットに全盛期の力はないと見てよい。
ボクシングは打たせずに打つ、という競技なので、スピードがある方が有利である。さすがにスピードはコットに分があるだろう。
亀海はスピード差が出づらい接近戦に持ち込み、ショルダーブロックでコットの攻撃をさばきながら、カウンターから一気に畳みかけたいところ。一方で、コットが完全に距離をとった場合でも身長・リートは亀海が勝るので、先に仕掛けることができる可能性はある。ただ、中間距離だとかなり危険である。
予想かつ希望としては、亀海の中盤でのKO。このクラスの相手だと世界タイトルすらオマケなので、とにかく勝つことが大事なのだ。

シルク募集馬レビュー㉞ ラックビーアレディトゥナイトの16 牝

基本情報

36000円/口
父Australia、母父Mr.Greeley
母8歳の産駒。
4月生まれ

血統

母は英国で未勝利も、きょうだいにG1馬Maybe(父ガリレオなので本馬と50%同血)が出ている。
G1馬を輩出する母が続いているなかなかの牝系。
父Australiaは、ガリレオウィジャボードの産駒で、世界的な良血馬である。
サドラーズウェルズの父系は日本では嫌われがちであるが、父と同じくガリレオ産駒のフランケルからソウルスターリングミスエルテが出て、潮目が変わりつつある。

馬体

馬体は現状かなり幼い。募集馬のなかでもリングレットの16と並んで未成熟と感じる。
歩様はなかなかスムーズで、スピードがありそう。
短距離馬になるかもしれない。

厩舎

松永幹夫厩舎は40勝オーバーもあり、早くも名伯楽といった感もあり。
武豊を起用してもらえるかもしれない。

測尺

体 高: 148.5cm
胸 囲: 170.5cm
管 囲: 18.4cm
馬体重: 372kg ⇒ 390kg

サイズは心もとないし、脚も見た目通り細いので、大きくなるのも不安。

総評

血統は非常に魅力的。価格も安いが、リスクとなるサイズの小ささ。
勝ち上がっても数は使えないかもしれない。
シルクに母優先が無いのが残念。

希望度:D(魅力はあるが頭数を抑えたい関係で、行きづらい)