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兄チコV3

ボクシング=WBC世界ヘビー級、クリチコが防衛

世界ボクシング評議会(WBC)は26日、当地で世界ヘビー級タイトルマッチ12回戦を行い、王者のビタリ・クリチコウクライナ、38)が、挑戦者のクリス・アレオラ(米国、28)を10回テクニカル・ノックアウト(TKO)で下し、王座を防衛した。

感想を簡単に。
ポイント上はワンサイドだし、挑戦者アレオーラがギブアップということで一見するとクリチコ圧勝の感はある。ただ、前に出続けたのは挑戦者であり、大健闘といえる内容。
弟ウラジミールにもいえることだが、クリチコはヘビー級の中でも巨躯ながら手数とスピードが割とある。しかもリーチが長く、届かない距離から見舞う強力なジャブがとにかく厄介。
挑戦者は負けはしたものの前進したことで意図が見えて良かった。距離をとって戦っていては勝ち目ゼロだからね。評価を落とすことは無いだろう。
ボクシングには『パウンドフォーパウンド』という概念があるけれど、ガチでやったらヘビー級が強いに決まっているわけで、その中でもクリチコ兄の強さは抜けているように見える。
しかしヘビー級王者は全員巨人だ。クリス・バードみたいな王者はもう出ないのか・・。