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採用担当が大変そうな話

さて2011年卒の就職活動も始まっているが、点眼薬やメンソレータムでおなじみのロート製薬が面白い採用活動を行っているようである。

まずは、直接話しませんか?
生のあなた、生のロート。
知り合って、ぶつけ合って、確かめ合っていく。
就活って本来そういうものだと思うんです。
ロートは今年、生のコミュニケーションで採用します。
題して「生コミ採用」

まずは、お電話下さい。
http://www.rohto.co.jp/req/fresh.htm

生ゴミ採用に見えてビックリ、みたいなことはさすがに無いだろうが、変わったことをやっている印象を受ける。
要は電話=エントリーということらしい。しかし一見聞こえのいいことが書いてあるようで、実際はすこぶる評判が悪い(おもに学生サイドから)。というのも電話しかコンタクトを取る手段が無いにも関わらず、全然つながらないからである。

そもそも何が目的でこのような方法を取っているか分かりづらい。直接対話するのはそりゃ大事だけど、コミュニケーションの手段はいくらでもあるわけで・・。きちんとした書類を作るのもコミュニケーションの一つだろうと思う。山のように届く書類を処理するのとひっきりなしの電話に対応することのどっちが大変かわからんが、たぶん後者のほうが大変でしょう。現に処理しきれてない訳であるのだし。

で、ここからは個人的な感想

実は昨年ロートの選考には参加したのだが、あまり良い印象を受けなかった。何かやたらと『うちは独特』みたいなことを言うのでかなりウンザリした覚えがある。そんな記憶があったので、今回もさもありなんといったところ。

電話が繋がらないことで理不尽にふるいにかけられる人が出てきそうだが、そういう場合は縁が無かったということにしましょう。俺も高専出ということでT製薬とK製薬からエントリ拒否されたりしたもんだ(しつこい)。

相性は絶対にあるし、あなたが眼中にない企業でも逆に凄く行きたい人もいるわけだ。↑のような文章を見て『生コミとかイタイだろ』と思う学生には回避してもらって、絶対行きたいという学生が電話を掛けまくってくる、と考えると割合いい作戦なのかもしれないがどうなんだろう。