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「エース」大竹寛が再始動

カープのエースはルイスや前田健太だという人もいるでしょうが個人的には断然、大竹寛である。

▽黒田以来「200投球回」目標
 広島の大竹にとって、今回の日南秋季キャンプは「先発力」を上げるためにある。投球練習だけでなく、クイックモーション、けん制、打撃にも熱心に取り組む。「すべてが勝ちにつながっていく」。今季、2度目の10勝(8敗)を挙げた右腕は、ローテ投手に必要な要素のすべてでレベルアップを目指す。
大竹、穴のない先発目指す-中国新聞-

今季2度目の2ケタ勝利を挙げたが、前回の2005年(10勝12敗)とは内容が全く違う。2005年は161イニングで161奪三振を奪うスケールの大きさを見せる一方で、防御率5点台、リーグ最多与四球、最多自責点と散々な内容であった。
2006年以降はあえて球速を落とし、制球重視の傾向を強め内容を良化させたが、勝ち星は伸びず2ケタには届いていない。この時期は敗戦数の多さから的外れな批判も受けるハメになったが、めげずに着実な成長を続けたことが今季につながったといえる。
そんな大竹だからこそ安易な勝利数ではなく「200投球回数」を目標に掲げてくれたのは頼もしい限り。投手の勝利数は打線の援護や守備に大きく影響されるし、基本的に強いチームほど付きやすい。カープがお世辞にも強いチームではないということを考えると、投球回数をモチベーションにしたほうが良いに決まっているのだ。もっさりとした風貌とは裏腹にクレバーな投手であると思う。