審議中

8割くらい競馬ブログ

今週のボクシング(パッキャオ vs コット)

WBO世界ウエルター級タイトルマッチ

マニー・パッキャオとミゲール・コットの試合である。(コットに対して)色々いいたいことはあるが、ひとことで言えばパッキャオの完勝であった。

結果的に4Rのダウンで勝負ありで、そもそもあそこまでムキになって打ち合った時点でコットの負けである。思わず『阿呆め!』と呟いてしまった。3Rのダウンもほとんどダメージは無かったし、その後もペースを握りつつあって『いいぞいいぞ』とほくそ笑んでいたのだが・・。

パッキャオは明らかに序盤から勝負を賭けてきていた。テクニック比べになったり、体力勝負になると分が悪いと見たのであろうが見事にコットを誘い出したのだから役者である。なにより勝負どころでの集中力が素晴らしかった。

試合展開を簡単に

序盤から両者積極的な立ち上がり。特にパッキャオは右をよく突いてくる。コットはいつもどおりのガッチリガードから上下に打ち分けている。見た感じでは体格差どおり、コットのパンチの方が威力がありそう。
3Rはパッキャオの連打でコットがダウンも、足が滑ったような感じでダメージはあまり無さそう。事実その後の動きは悪くない。しかしながら4Rはコットにとって悪夢となってしまう・・。パッキャオに攻め込んで優位に立ったように見えたが、終盤の打ち合いからカウンターでアッパーをもらいダウン。しかも今度はダメージが深い。

7R辺りからコットが足を使うが、パッキャオが追いまわし休ませない。この辺り見ていて辛いものがあった。その後はいつ倒すか、という展開であったが12Rにストップでパッキャオが勝利した。

コットはタイトルを失った上、ウエルター級戦線から一歩後退である。

ジョー小泉・今日のひとこと↓

『ミゲールコット無く(メゲルことなく)再起してほしいですね』