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memo:なぜボクシングの採点はジャッジによって違うのか?

これはもう単純に人間が採点している以上、仕方ない話ではあるが。

さて、ボクシングの採点基準はわりとハッキリしている↓

1.有効なクリーンヒット
2.有効な攻勢
3.ディフェンス
4.リング・ジェネラルシップ
※上位ほど優先度が高い

ローカルタイトルなどは若干異なるかもしれないが、少なくとも世界戦は上記の基準でジャッジされるわけである。
例えばこの前の内藤-亀田戦では、攻勢では内藤だったけど、クリーンヒットでは亀田が上回るラウンドが多かったからああいう判定になるわけ(ものすごく単純化してます)。

なぜ採点が分かれる?

たとえば偶然にもジャッジから死角に入る可能性があったり、同じ有効打でもダメージの深さをとるか、数をとるか等がはっきりしなかったりする(僕はなんとなく数を優先する。このあたりの基準ってあるんでしょうか?)。有効打が無い時に、ガードの上から打つジャブを評価するか等も難しい。
原則ラウンド毎に10-9で振り分けるラウンドマストシステムを採用していることも、印象とポイントにギャップが生じる原因だろう。微妙なラウンドが続くと自分の考えと逆にいくことも多々ある。

このあたりを見て、「(採点がわけわからん)ボクシングなんてクソだな」と言われるとツライものがあるが、逆に我々素人の採点も馬鹿にしたものではないと思っている。少なくとも採点せずに判定結果にブーイングするのは筋が通らんよな。

個人的には採点しながら見た方が面白いと思うよ。疲れるけど。