審議中

8割くらい競馬ブログ

今週のボクシング(アグベゴ vs ペレス)

IBF世界バンタム級タイトルマッチ

ジョゼフ・アグベコが無敗の挑戦者ヨニー・ペレスを迎え撃つ一戦。大物ビック・ダルチニアンを退けたアグベゴよりもペレスが1歳上というのはちょっと意外。アグベゴは渾名『キングコング』だけにマスクを被って、美女に繋がれて入場。ちょっと怖い・・。

打ち合い!エンドレス打ち合い

結論から言えば、始めから終わりまで休みなく打ち合っていた。アグベゴは強打者として有名であるが、挑戦者ペレスは一歩も引かず応戦した。
1Rから距離を詰めて、互いにパンチを交換する。アグベゴは伸びあがるような打ち方でいかにも威力がありそう。お互いに的中率が高い、というよりあまりディフェンスしてない。このときは最終回までいくとは思わなかったが・・。
2R以降も休まず打ち合い。アグベゴは徐々に動きが良くなるが、精度はペレスのほうが上か。ペレスの方がパンチをまとめて打っているので印象がいい。
(中略〜ずっと打ち合ってる)
7R、さすがに疲れたのか両者精度が落ちてくる。しかし攻撃は最大の防御とばかりに手を止めない2人。これは良い試合なり。
8Rは挑戦者が前に出る。アグベゴは前のラウンド攻勢に出たツケが出たか?ペレスのカウンターがヒットするも、逆に前に出るアグベゴ。
10R、乱打戦の中、アグベゴがダウン。スローで見ると明らかにバッティングだが、アピールは認められず。まあ偶然だし、仕方ないか・・。しかし、ダウンも打ち合いに水を差さないのが凄い。
11R、アグベゴがヤケクソ気味に前進。ロペスも負けじと応じる。
12R、結局打ち合いのまま。終盤は王者が若干優勢か?と思えた。

挑戦者ペレスが王座を奪取

案外ポイント差もあり、3-0でペレスが新王者に輝いた(3者とも6p〜7p差)。王者からすると、ああいう闘い方しかなく、やむを得ない敗戦か。少なくともポイント差ほど実力差は無い。
しかしつくづく良い試合で、ぜひ再戦を希望したいところである。ガッティvsウオードの再来や!というのはもち上げ過ぎかしら?

10Rのダウンは蛇足であったが、あれで全く心が折れないアグベゴも凄かった。