本当にアドバイスが必要な人ほど相談しない
最近は2012年卒の就職活動が本格化しつつあるせいか、後輩から相談を受けることがたまにある。僕自身は5月まで内定の出る気配すら無かった駄目シュウカツ戦士だったためか、このテの相談はあまり気乗りしないので適当な一般論で受け流すことが多い。
何より気乗りしない一番の理由は、明らかに助言など必要ない人に限って連絡をしてくるからだろう。
たとえば2年下にA、Bという2人の後輩が居たとしよう。 Aは明るい印象を受ける人間で、そつなくコミュニケーションがとれる上、研究もよくできる。
一方、Bは何を考えているか分からず、研究能力も微妙だ。Aはほぼ間違いなく放っておいても内定をいくつも取れるし、ほとんど話したことのない謎な先輩(つまり僕)にも躊躇なく連絡を取ったりするように積極的に動けるのでシュウカツでは間違いなく強い。そもそもこのタイプは僕より多くの面で優秀なので、こと就職活動について特に言うべきことはないのだが・・と思ったりする。
逆にBには何かよさげな助言ができそうな気がしないでもないのだが、結局の所、こちらからコンタクトとるわけではない。このあたりで内定が出たり出なかったりの差が出てくるのかなあと考えると、Bのような人間は苦労するべくして要らぬ苦労するのかも知れない。