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8割くらい競馬ブログ

私の一口生活について、その1

昨年から一口馬主というのを始めた。
元々競馬は10年以上やっていて、一時期やめていたときもあったが、今は毎週馬券を買っている。
一口のクラブは色々あってそれぞれ特色があるが、自分は知り合いに紹介されてシルクに入った。
シルクは近年はあまり活躍馬が出ていない印象であったが、調べるととりあえず可もなく不可もなくといった感じだったので、初代マイホースであるアンジェリックに出資したのだった。

アンジェリック牝3 大和田厩舎(美浦) 7戦1勝

シンボリクリスエス、母タガノアイリス(トニービン)。
募集額は1000万円(一口2万円)。
兄弟に目立った活躍馬はいないが、アンジェリックを合わせて7頭の産駒中4頭が中央で勝ち上がっており、母タガノアイリスは地味に優秀。母の母マルカアイリスは旧3歳時に活躍し、阪神3歳牝馬Sで1番人気にもなった早熟快速馬であり、繁殖でマルカセンリョウを出している。牝系はかなりスピードに偏っており、母タガノアイリスもトニービン産駒ながら、芝1200mで勝ち上がっている。
シンボリクリスエスは失敗種牡馬としての印象が強く、牝馬の活躍馬が出ていない。馬体詐欺とも言われるくらい馬格があり、頑丈な子を出す一方で、スピードに欠ける産駒が多い。
アンジェリックはというと、父シンボリっぽい重さはあまりなく、初戦から良く動いて3連続2着と走ったのには驚いた。3歳春にはC・デムーロを鞍上に初勝利を挙げている。反面、瞬発力にはやや欠ける点が、勝ち味の遅さにつながっているのだろう。
現在、500万下であるが、古馬牡馬混合戦でも僅差の3着しており、このクラスには目途が立っているので、非常に頼もしいところ。
調教師の大和田成師は、若手であるが、マイネルディアベルやアンズチャンなど、個性的かつ堅実な馬を育てており、アンジェリックもその系譜に連なるだろう。安馬ながら2歳時に大事に使ってくれて、現在2勝目が近いところまで来たこともあり、信頼している。