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ネイルドイット引退

少し前になるが、出資馬ネイルドイットが未勝利戦で14着に敗れ、そのまま引退となった。
北海道時代に頓挫があり、移動が遅れたのが悔やまれるにせよ、力不足は否めなかったので、仕方ない面もあるだろう。

出資理由

初代出資馬アンジェリックが準オープンまで出世したものの、その後2世代は勝ち上がれず、ラグナアズーラも当時は未勝利の身で出走がほとんどない時期だった。
そんな中、2015年産は大和田先生のところのツィンクルペタルに一次で出資していて、残口馬から選んだ一頭。
ワークフォース牝馬で、バランスは良さそうに見えたこともあり、緩さには目をつむって出資した。
バランスオブゲームの近親という好きな血統だったのも後押ししたところはある。

振り返り

乗り出した頃に左前球節が腫れ、一気にペースダウン。これで早期デビューは無くなった。
それでも年内に入厩し、2月に芝2000mでデビューした時には、勝ち馬から0.8秒差の7着とまずまず。
結果的にはこれがキャリアハイなのが寂しいところ。
次走はダートを使うも勝ち馬から大きく離された7着。続いては叔父フェイムゲームにならい、芝の長距離に出走し、果敢に逃げるも大敗。最後はダート中距離でタイムオーバー寸前の大惨敗となった。
順調に行かなかったので、適性を見極められなかったのかもしれないが、出走ごとに条件がコロコロ変わったのは少し不満ではある。結果的に新馬の芝中距離が一番マシだったわけで、スーパー未勝利でも使えるダートを2回も使う前に芝マイルあたりを使ってもらいたかった(それでも可能性は低かっただろうけどさ)。

反省点

失敗種牡馬の烙印が押された後で、その子に出資するというのは無い。まだ未知数の新種牡馬に行くべき。
安価な馬が走らないというわけではないけれど、ワークフォース×母父ハーツクライというのは、スピードに疑問符が付くし、実際先行できないケースが目立った。