シルク高額編
高額は5000万オーバーから。一口10万円は高めと言ってよいでしょう。
2010産
該当馬:1頭
勝ち上がり:1頭(100%)
活躍馬:ジューヴルエール
コメント:
該当はディープインパクト×マチカネタマカズラのジューヴルエールのみ。2勝で募集額には届かずも32戦も走ったのは立派。賞金は募集額に届かなかった。
2011産
該当馬:1頭
勝ち上がり:1頭(100%)
活躍馬:ヴィッセン
コメント:
この年も唯一の該当馬ヴィッセンが勝ち上がり。ディープインパクト産駒ながらダートで勝ち上がった後、3勝。頭打ちになった後は芝に転向して、新味を見せており現役。長距離でもう少し上に上がれるかもしれない。募集額以上稼いで42戦もしており今も現役。
2012産
該当馬:5頭
勝ち上がり:4頭(80%)
活躍馬:モンドインテロ、ブライトエンブレム、コートオブアームズ
コメント:
該当馬が増え、4頭が勝ち上がり。モンドインテロは長距離重賞で活躍し賞金2億弱まで到達している。重賞馬ブライトエンブレムは故障が惜しかった。
2013産
該当馬:5頭
勝ち上がり:4頭(80%)
活躍馬:アストラエンブレム、ゼーヴィント、ラヴィエベール
コメント:
この年も4/5が勝ち上がり。2年連続で募集額に見合う活躍馬を出したブラックエンブレムはさすが。ゼーヴィント、ラヴィエベールは能力が高かったものの故障が痛かった。
2014産
該当馬:4頭
勝ち上がり:3頭(75%)
活躍馬:キラーコンテンツ、ステイトオンザトップ
コメント:
キラーコンテンツはシルク初の1億円募集馬として話題になったが、勝ち上がりは遅れた。その後は4勝を挙げており、短距離路線でどこまでいけるかといったところ。全体的には小粒。
2015産
該当馬:12頭
勝ち上がり:10頭(83%)
活躍馬:グローリーヴェイズ、プリモシーン、サラキア
コメント:
一挙に高額馬が増加。ディープ産駒の重賞馬2頭は現在も活躍中。サラキアは秋華賞でも好走した。大器オブセッションはクラシックで有力視されていたが故障であまりにも早い引退となった。モーリスの全弟(ルーカス)などもいる世代で誰もが良血と思うような馬がどんどん募集されるようになってきた。
2016産
該当馬:7頭
勝ち上がり:3頭(43%)
活躍馬:パラダイスリーフ、セリユーズ、シハーブ
コメント:
現3歳世代はこれまでにない大不振。勝ち上がった3頭はいずれも大物感があるが、半数以上未勝利はまずい。勝ち上がりに近そうな馬もいるが、時期的には次走がラストチャンス。
まとめ
トータルの勝ち上がりは流石の74%。不思議と超大物はいないが、1勝挙げなければ次はないわけである。目覚ましい活躍の無い馬も、現役を長く続ける中で徐々にクラスを挙げるケースもある。ヴィッセンなんて完全な期待外れかと思っていたが、8歳の今になって芝で馬券になるのだから堅実に走ってこそ。とはいえ競走馬である以上、故障リスクは避けられないので、このあたりの価格帯はあまりにリスキーで、当面手を出すことはないかなと。