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8割くらい競馬ブログ

出資馬の近況(2020.3.2)

ポレンティア

3/20のフラワーC(GⅢ)に向け帰厩。前走(フェアリーS3着)よりも状態は良いとのコメント。
2戦連続の格上挑戦に陣営の期待を感じる。
ミアマンテ(2戦2勝、ミスエルテ半妹)などの強敵が多いが、なんとか2着以内で賞金加算をしてもらいたい。

ヴァルドワーズ

小倉の1勝クラスで2連続4着で見通しを立てた。連戦の疲れも、異常は無さそうで安心。
ゲートも改善し、短期間で走る馬に変身してきた。
末脚は強烈なので、上のクラスでもやれそう。
一気に楽しみが増えた。

シャークスコーブ

脚元に違和感があったものの、特に異常はなく乗り込み開始。
デビュー戦からすると勝ち上がりは十分期待して良さそうだが、時間的にはさほど余裕が無い。
適性ははっきりしているので、レース選択も大事になりそう。
牡馬なのでひとまず勝ち上がりを。

イルデレーヴ

ハロン15秒ペースで調教中。以前は妙に頭の低いフォームが気になったが、矯正された様子。
脚元や気性に問題なしで順調。480kg。

セルディアーナ

こちらもハロン15秒まで進んでいる。この馬は飼い食いが旺盛で、馬体重はすでに十分。
気性的にはやや高ぶりやすいとのコメントありも、大きな問題はなさそう。493kg。

ミランディ

この馬もハロン15秒まで行っているが、前2頭と比べると体力的にはまだまだか。馬体重も減っており、心身ともに幼い。
動画では頭が高く、まだ首を使えていないフォーム。それでも夏ごろの移動を想定するコメントで期待。438kg。

ナインストーリーズ

トレッドミルでキャンターの段階。他3頭よりも遅れているが、この馬なりに順調。
ようやく馬体重が増えてきているのも好材料
当たれば大きい馬と思うので、年末~年明けデビューのイメージで焦らず待ちたい。424kg。

ヴァルドワーズ復活の兆し

前走でスタートが改善されたものの、ダートが合わずに大敗したヴァルドワーズが続戦で小倉遠征。芝に戻して巻き返しを図った。


[グランドピルエット] 藤田菜七子がゴール前の混戦を抜け出して7勝目/2020年2月9日

前走と同じくゲートはまずまずも、二の脚がつかず後方から。道中は内をロスなく追走し、4角も内で我慢。直線は前が開いたところを力強く伸び、ゴール前では一瞬先頭に立ちかけるも最後は脚が鈍り、0.1秒差の4着で入線した。上り3Fはメンバー中差速の34秒7で、相変わらず芝では斬れる。ハマればこれぐらい走ると思っていたが、完璧に乗った横山武史の好騎乗が光った。
安定感皆無なので次走は人気でアッサリ凡走もありえるので、馬券的には過信禁物かな。

シャークスコーブ&ヴァルドワーズ出走

シャークスコーブ新馬戦(中山ダート1200m)

デムーロ騎乗で、4番人気4着でした。
ゲートは普通に出て、外の馬には遅れたものの、デムーロが促して6番手あたりを追走。
4角は距離ロスなく内を回るも、前の馬のキックバックにややひるんだか、伸び脚が鈍く3着から5馬身離れてゴールした。
5着のロマーシカにも5馬身差つけており、このメンバーでは上位だった様子。
脚抜きの良い馬場ではあるが、1分13秒2は及第点。ダート短距離なら勝ち上がりは期待して良さそう。

ヴァルドワーズ(中山ダート1200m)

ミナリク騎乗で、5番人気11着でした。
ダート替わりで妙に穴人気になっていたので、馬券は買えなかったが、これが悲しいことに正解。
着順はともかく、普通にゲートを出たのは収穫。しかし二の脚が遅くけっきょく最後方から。
そのあとはこの馬らしく、かかり気味に位置を上げるが脚が溜まらず、4角は大外を回してなだれ込むだけだった。
+10kgでまだ余力があるのか、馬具を工夫しての続戦のようである。
これで4戦連続2ケタ着順ながら、陣営があきらめていないようなのは一安心。

出資馬の近況(2020.1.14)

ヴァルドワーズ

トレセン帰厩後すぐながら、今週出走の可能性ありとのこと。天栄で仕上がっているのかもしれないが、ゲートが改善されないと勝負にならない。10日にゲートから時計を出したはずなので、そこでの動きが良かったということなのだろうか?
続けて使う厩舎でもないので、出走するならゲート含めて体制が整ってからにしてほしいものであるが。

ポレンティア

フェアリーS後、池添騎手からは夏よりも成長していることと、トモに成長の余地があるとのコメント。田中師からのコメントでは、一旦放牧に出すとのこと。全く無理する時期では無いのでじっくり進めて欲しい。賞金加算はできなかったので、春クラシックは出れたら嬉しいぐらいの気持ちでいたい。

シャークスコーブ

年末~年明けにD1200mの新馬戦で、2連続除外を食らった後、条件を変えずに1/25の新馬戦まで待つことになった。喉の状態はまずまずのようで、それなりに期待はしている。天栄があるなか、トレセンに1カ月も出資馬が滞在するのは記憶にないかも。キンシャサなのでダート短距離がベストだろうし、馬房を開けるために焦って無理やり使うよりは好感が持てる。ヴァルドワーズの調整過程とは対極だが、結果が出るのはどちらか。

デイトユアドリームの18

ハロン16秒×週2回で調教中。精神面に成長があり、今のところ特に問題はなさそう。頭の低いフォームも矯正されつつあるように見える。476kg。

エレンウィルモットの18

ハロン16~17秒×週2回で調教中。こちらは力みがちなど、精神面は成長の余地あり。動画でもフォームが崩れるところがありいかにも発展途上。全兄イプシランテが新馬勝ちしたように、母の産駒は成績が向上しつつあり、本馬にも期待。448kg。

ストゥデンテッサの18

ハロン16~18秒×週2回で調教中。気持ちは前向きとのことで、動画でも前進する意思が感じられるようだ。調教を増やしても飼い食いが減らないとのことで、体重も維持できている。486kg。

ディープストーリーの18

週2でロンギ場でのキャンター、週1トレッドミルで調教中。
馬体重がなかなか増えず、動画も柔らかい動きをしているのだが、明らかに線が細い。半兄ビーマイオーシャンは500kg近くまで成長しながら、デビューが遅れており焦らない方が良い血統なのかも。401kg。

ポレンティア格上挑戦も能力を見せる3着

8月の新馬戦から一頓挫あり、復帰が年明けとなったポレンティア。2戦目はまさかのG3フェアリーステークスに格上挑戦となったが果たして。


2020年1月13日 中山 11R フェアリーステークス スマイルカナ 1600芝 3歳オープン ラップタイム付き動画

スタートは軽く出遅れて中団へ。しかし内枠を利して積極的に位置を取りに行きリカバリー成功。その間に勝ち馬スマイルカナがスイスイ逃げる。決め手では分が悪いと見たか、残り1000mから徐々に進出し、5番手あたりで直線へ。大外を回したアヌラーダプラに並びかけられるも、ジワジワと伸び、明らかに脚色の違うチェーンオブラブには差されるもしぶとく3着争いを制した。

ダイワクンナナの位置でレースできていたらどうだったか、というのはあるがゲートがイマイチな中で池添がうまくまとめたと言える。ハーツクライの若駒らしくないというか、操縦性が高く先行できる一方で、溜めても斬れる脚はあまり無さそう。この馬の方が大分強いけど、かつての出資馬ラグナアズーラに近い印象。
賞金加算はできなかったものの、3着はメンバーも見据えた田中師のレース選択の妙。4月生まれで体質もまだまだこれからなので、おそらくいったん天栄に戻して、次走を考えることになるだろう。
桜花賞を諦めないで、もう一度格上挑戦でアネモネSフラワーCを使うというのもあるし、オークス狙いに切り替えて自己条件➡フローラSというのも考えられる。嬉しい悩みといったところか。非常に将来が楽しみな馬である。

出資馬の近況

ポレンティア

蹄の不安からサフラン賞を回避したものの、順調に回復。14-14まで進んでおり、帰厩も近そう。年明けに1勝クラスをクリアできればクラシックも見えてくるか。いずれにせよ楽しみが大きい。

ヴァルドワーズ

天栄に戻っていたが、左前に腫れがあったようだ。幸い症状は軽く乗り始められそう。結果的に前走後に続戦しなくて正解だった。とりあえずゲートが改善しないとレースにならないので、何か手を打って欲しいところ。

シャークスコーブ

喉の手術後、乗り込んでいるが今のところ順調。今月に帰厩して年内デビューもあるかも。ようやく光明が見えてきて、手術は大正解だったようだ。

ヴァルドワーズ出遅れで終了

日曜の東京7Rに出走したヴァルドワーズ。前走は骨折空けで上り最速をマークしたことから変わり身が期待されたが・・・。

ゲートが開いた瞬間は遅れた馬がいないように見えで、珍しくまともに出たのかと思いきや、完全にゲートの中に残っていただけだった(笑)。結果、10馬身ほどの豪快な出遅れをかまし、この時点で勝ち負けは無くなった。
ペースが遅いこともあって4角で後方には取り付き、上り最速で何頭か交わして14着でゴール。

出遅れがなければ入着ぐらいはあったかもしれないが、まともに出たことのない馬なので、そんな仮定は全く無意味である。
これだけゲートが悪く、そもそも気性難の馬だと上位騎手も乗ってくれないだろうし、悪循環になりつつある。好転するまで期待しない方が精神衛生上よさそう。

ヴァルドワーズまずまずの復帰戦(着順はともかく)

クセ馬ヴァルドワーズが8カ月ぶりの実戦に臨んだ。

ゲートの良くないこの馬らしくいきなり2馬身ほど出遅れるが、ペースが速いこともあり折り合って最後方を追走。なんとか4角で後方に取り付くも、時計が速い馬場で前が止まらず、バテた馬を何頭か交わして11着でゴールした。
上り3Fはメンバー最速の32秒8で、やはり能力はあるところは示したといえるかも。気性面から相変わらず強い調教ができない中では悪くないレースではあった。
出遅れて外を回すという不器用なレースが続いており、勝ち上がりの舞台といえ中山向きかはちょっと疑問。
ただ、東京だと1200mが無いので、折り合えずにレースにならないかもしれない。
このゲートだとダートの短距離も厳しいか。
続戦してほしいところであるが、気性的にも一旦ガス抜きして、展開がハマるレースを待つことになりそう。次走人気が上がらないなら馬券も少し狙ってよいかも。

シルク中高額編

2600万~4900万のややお高いゾーン。ここに多くの活躍馬がおり、高額馬との比較から「シルクは高馬が走らない」と言われるが、母数が全然異なるのである。キャロットのように高額馬が走り始めるのは時間の問題だろう。

2010産

該当馬:5頭
勝ち上がり:3頭(60%)
活躍馬:ラストインパクト、フラムドグロワール

コメント:
ラストインパクトは王道路線で活躍。ジャパンC2着と重賞3勝と活躍。賞金は5億を超えた。
フラムドグロワールはNHKマイルC3着。

2011産

該当馬:9頭
勝ち上がり:3頭(33%)
活躍馬:スナッチマインド、ワールドインパク

コメント:
この世代はあまり走らず勝ち上がりはわずか1/3。スナッチマインドは大事に使われながら20戦でオープンまで上がった。ワールドインパクトはダービー出走も故障が痛かった。

2012産

該当馬:14頭
勝ち上がり:8頭(57%)
活躍馬:グランシルク、プレシャスルージュ

コメント:
グランシルクはG1でも1番人気に推された馬で、京成杯AHで重賞勝ち。重賞で何度も好走した。
勝ち上がりは前年から大きく改善。

2013産

該当馬:15頭
勝ち上がり:10頭(67%)
活躍馬:ストロングタイタン、アルジャンテ、アーチキング

コメント:
ストロングタイタンは鳴尾記念で重賞制覇。その後は今一歩もまだ現役なので、復活はあるか。
アルジャンテは地道に準オープンまで出世。
この世代は2/3が勝ち上がり。

2014産

該当馬:18頭
勝ち上がり:11頭(61%)
活躍馬:トリコロールブルー、クライムメジャー、リゾネーター

コメント:
トリコロールブルーはクラシックでも期待された大器。足踏みもあったがオープン勝ちでさらに活躍も期待。クライムメジャーは珍しい追加募集の活躍馬。

2015産

該当馬:18頭
勝ち上がり:11頭(61%)
活躍馬:アーモンドアイ、インディチャンプ、ダイアトニック

コメント:
アーモンドアイ、インディチャンプのG1馬2頭を輩出。この2頭は単なるG1馬ではなく、アーモンドアイは現役最強馬の一角、インディチャンプはマイルでは抜けた存在。ダイアトニックも重賞一歩手前まで来ており、大爆発した世代。

2016産

該当馬:19頭
勝ち上がり:12頭(63%)
活躍馬:ウィクトーリア、スイープセレリタス

コメント:
多くの勝ち上がりの中で牝馬2頭が活躍。ウィクトーリアはフローラS勝ちからオークスでも4着と好走。スイープセレリタスは底を見せない状態で3勝クラスまで上がった。

まとめ

勝ち上がりは59%でさらなる高価格帯よりは劣る。一方で超大物もおり重賞馬も多数。自信があれば思い切って出資したい。

シルク高額編

高額は5000万オーバーから。一口10万円は高めと言ってよいでしょう。

2010産

該当馬:1頭
勝ち上がり:1頭(100%)
活躍馬:ジューヴルエール

コメント:
該当はディープインパクト×マチカネタマカズラのジューヴルエールのみ。2勝で募集額には届かずも32戦も走ったのは立派。賞金は募集額に届かなかった。

2011産

該当馬:1頭
勝ち上がり:1頭(100%)
活躍馬:ヴィッセン

コメント:
この年も唯一の該当馬ヴィッセンが勝ち上がり。ディープインパクト産駒ながらダートで勝ち上がった後、3勝。頭打ちになった後は芝に転向して、新味を見せており現役。長距離でもう少し上に上がれるかもしれない。募集額以上稼いで42戦もしており今も現役。

2012産

該当馬:5頭
勝ち上がり:4頭(80%)
活躍馬:モンドインテロ、ブライトエンブレム、コートオブアームズ

コメント:
該当馬が増え、4頭が勝ち上がり。モンドインテロは長距離重賞で活躍し賞金2億弱まで到達している。重賞馬ブライトエンブレムは故障が惜しかった。

2013産

該当馬:5頭
勝ち上がり:4頭(80%)
活躍馬:アストラエンブレム、ゼーヴィント、ラヴィエベール

コメント:
この年も4/5が勝ち上がり。2年連続で募集額に見合う活躍馬を出したブラックエンブレムはさすが。ゼーヴィント、ラヴィエベールは能力が高かったものの故障が痛かった。

2014産

該当馬:4頭
勝ち上がり:3頭(75%)
活躍馬:キラーコンテンツ、ステイトオンザトップ

コメント:
キラーコンテンツはシルク初の1億円募集馬として話題になったが、勝ち上がりは遅れた。その後は4勝を挙げており、短距離路線でどこまでいけるかといったところ。全体的には小粒。

2015産

該当馬:12頭
勝ち上がり:10頭(83%)
活躍馬:グローリーヴェイズ、プリモシーン、サラキア

コメント:
一挙に高額馬が増加。ディープ産駒の重賞馬2頭は現在も活躍中。サラキアは秋華賞でも好走した。大器オブセッションはクラシックで有力視されていたが故障であまりにも早い引退となった。モーリスの全弟(ルーカス)などもいる世代で誰もが良血と思うような馬がどんどん募集されるようになってきた。

2016産

該当馬:7頭
勝ち上がり:3頭(43%)
活躍馬:パラダイスリーフ、セリユーズ、シハーブ

コメント:
現3歳世代はこれまでにない大不振。勝ち上がった3頭はいずれも大物感があるが、半数以上未勝利はまずい。勝ち上がりに近そうな馬もいるが、時期的には次走がラストチャンス。

まとめ

トータルの勝ち上がりは流石の74%。不思議と超大物はいないが、1勝挙げなければ次はないわけである。目覚ましい活躍の無い馬も、現役を長く続ける中で徐々にクラスを挙げるケースもある。ヴィッセンなんて完全な期待外れかと思っていたが、8歳の今になって芝で馬券になるのだから堅実に走ってこそ。とはいえ競走馬である以上、故障リスクは避けられないので、このあたりの価格帯はあまりにリスキーで、当面手を出すことはないかなと。

シルク中価格編

中価格は独断と偏見で、1600万~2500万としてみます。

2010産

該当馬:19頭
勝ち上がり:11頭(58%)
活躍馬:サムソンズプライド、インプロヴァイズ、ゴールデンヒーロー

コメント:
勝ち上がりは60%弱と心強い。サムソンズプライドは1800万募集ながらダービー出走も果たし、賞金は1億オーバーと活躍。この価格帯は牡馬が多く、勝ち上がりが高いので、出走数も多くなっている。

2011産

該当馬:31頭
勝ち上がり:21頭(68%)
活躍馬:プレストウィック、パドルウィール、グランドサッシュ

コメント:
勝ち上がりはさらに上昇し、70%弱に。賞金1億オーバーの3頭はいずれも牡馬で、リターンは牝馬より大きい。
プレストウィックは2000万募集ながら重賞でも活躍し、この世代の賞金王である。
グランドサッシュは新馬勝ちから現在まで現役を続けており、馬主孝行である。こういう馬を持ちたい。

2012産

該当馬:21頭
勝ち上がり:11頭(52%)
活躍馬:ブラックバゴ、ザイディックメア、レーヌドブリエ

コメント:
勝ち上がりは落ちたものの、50%は維持。これより低価格帯が壊滅している中では健闘している。
ブラックバゴはクリスマスと似た配合で気になった覚えがある(出資はせず)。
レーヌドブリエは名牝メジロドーベルの仔であるが、父がゼンノロブロイならこの価格帯でも出資できる。

2013産

該当馬:30頭
勝ち上がり:15頭(50%)
活躍馬:グレンツェント、ヒーズインラブ、クードラパン

コメント:
この世代も勝ち上がりは50%キープ。牡馬2頭はいずれも重賞馬で今も現役である。クードラパン、ロッテンマイヤー、ソーディヴァインら牝馬も活躍。この他にもアルーアキャロルもいて質は高い。

2014産

該当馬:29頭
勝ち上がり:17頭(59%)
活躍馬:セダブリランテス、イストワールファーム、インヘリットデール

コメント:
セダブリランテスは重賞2勝。順調に使えていないのが惜しいが、大いに活躍。
その他はやや小粒ながら勝ち上がりは60%弱と上昇した。

2015産

該当馬:33頭
勝ち上がり:18頭(55%)
活躍馬:ブラストワンピース、アーデルワイゼ、ミスティックグロウ

コメント:
ブラストワンピースは2000万募集ながら有馬記念制覇で賞金5億オーバー。先日の札幌記念も制し、凱旋門賞への遠征を予定している。一次で満口にならなかった馬がここまで活躍するのはアーモンドアイ以上にミラクルである。その他の馬も現役が多いので、賞金は伸ばしていくだろう。勝ち上がりも高水準を維持。

2016産

該当馬:32頭
勝ち上がり:18頭(56%)
活躍馬:ディアンドル、ヒンドゥタイムズ、パイロテクニクス

コメント:
ディアンドルはここまで7戦5勝で、スプリンターズSでも有力視されている。1600万牝馬でここまで走るとはすごすぎる。
未勝利戦が終了していない段階で勝ち上がりが50%を越えており、ここから成績を伸ばすことを考えると優秀な世代。

まとめ

トータル勝ち上がりは57%(111/195)。1500万以下の低価格帯と比べると明らかに成績が良くねらい目(高いから当たり前といえばそうなのだが)。
近年でもブラストワンピースという超大物が出ており、夢を見れる。
リターンを大きく狙うなら牝馬より牡馬だろう。
安すぎる馬を狙うのは難しいのに何となく気づいた最近は、2000万を基準に出資検討しているが、大きく外れていないと思いたい。

シルク低価格で当たりを引けるか問題

一口馬主DBが面白く、結構な時間眺めてしまう。
募集額などでソートできるので、高額で案外だった馬やその逆などを調べることもできる。
個人的には安価な馬でどこまで当たるのか気になったので、見てみたい。
なお低価格≦1500万円としています。

2010産

該当馬:27頭
勝ち上がり:12頭(45%)
活躍馬:ローブティサージュシャトーブランシュ、ライズトゥフェイム

コメント:
この価格帯でほぼ2頭に1頭勝ち上がりなら御の字。さらに賞金1億オーバー3頭が凄い。
いきなりG1馬ローブティサージュを、しかもこの価格帯から出すノーザンファームは流石といったところ。
その母プチノワールは毎年高額かつ人気だが、この時期はお安かった。
低価格なら未知の母を先物買いするのが良いだろう。

2011産

該当馬:21頭
勝ち上がり:11頭(52%)
活躍馬:フェイマスエンド、アンジェリック、メリーウィドウ

コメント:
この世代は全体的にやや低調ながら、低価格帯は勝ち上がり50%オーバーと爆発。
フェイマスエンドは4頭しかいない貴重なシルクフェイマス産駒ながらオープンまで出世した、まさにオンリーワンな存在。
アンジェリックは重賞挑戦で入着までしてくれた個人的殿堂馬。この馬がいなかったら一口を続けていなかったかもしれない。

2012産

該当馬:20頭
勝ち上がり:4頭(20%)
活躍馬:ジャポニカーラ、プルーヴダモール

コメント:
前年から一転の大不振。2勝クラスで頑張ったジャポニカーラが唯一の当たりと言ってよく、他は壊滅状態。
ここから当たりを引くのはほぼ無理で、出資してはいけないレベル。厳しい結果となった。

2013産

該当馬:13頭
勝ち上がり:4頭(31%)
活躍馬:ローズウィスパー、シフォンカール

コメント:
該当馬が減った結果、勝ち上がり率は前年からやや改善した。
少し広げて1800万あたりだとソーディヴァイン、ロッテンマイヤー、クードラパンがいるのでこのあたりがねらい目ではあった様子。

2014産

該当馬:21頭
勝ち上がり:10頭(48%)
活躍馬:ブラヴォバンビーノ、コンピレーション、カリンバ

コメント:
この年はやたらと1500万募集が多く、再び頭数が増加。牡馬の活躍馬2頭はいずれもファルブラヴ産駒で、シルクではマイナー種牡馬が割と走る印象がある。勝ち上がりも回復し、活躍馬の他にもスプリングゲイルなど印象的な存在も出ている。

2015産

該当馬:11頭
勝ち上がり:4頭(36%)
活躍馬:アンブロジオ、ヴェロニカグレース、プロミストリープ

コメント:
頭数が減ったなかで、4頭が勝ち上がり。アンブロジオはこれまた貴重なローズキングダム産駒だが、母のアンティフォナが偉大だった模様。この母も現在では人気となっている。
プロミストリープは無事なら地方重賞を荒らしまわっていただろう。故障が惜しい。

2016産

該当馬:16頭
勝ち上がり:4頭(25%)
活躍馬:スイートセント、ジーナアイリス

コメント:
現3歳なので勝ち上がりは増える可能性があるが、やや不振。スイートセントはワークフォース産駒ながら、おそらく母ヒカルアマランサスの優秀さで2勝。この母は今後もイマイチ種牡馬から活躍馬を出す可能性があり注意。この世代も1600万まで広げるとディアンドルがおり、安い=走らないとは言い切れない。

まとめ

全体としては勝ち上がり38%(49/129)で思っていたよりもやや悪かった。年によって勝ち上がりに差はあるが、近2年の不振からも安易に手を出しづらい。
2011産以降は大物が極めて少なくなっており、ローリスクローリターンになっているようである。大きなリターンを狙うのであれば、未知の父や母に賭けることが必要。産駒が走り出してからでは価格も上昇するし、何より今のシルクでは人気で取れなくなってしまう。
もう少し価格帯を広げて1500~2500万あたりなら各世代活躍馬がおり、このあたりがねらい目かと。高額馬ver.も気になるが、そもそも縁がなさそうで・・。

ポレンティア デビュー勝ち


2019年8月17日 札幌5R 2歳新馬 ポレンティア

17日の札幌5レースでデビューしたポレンティアが2着に3馬身差を付けて快勝した。
1番人気をルメール騎乗のアスティパレアに譲ったものの、調教の良さから2番人気に推された前評判の高さを証明した。
好スタートから折り合って2番手を追走し、4角で先頭に並びかけると2着のエピファレーヌが食い下がる中、後続を突き放してゴールした。
9頭立ての牝馬限定戦であり、メンバーにはやや恵まれた印象ながら、1分30秒9は翌日のオープンを上回る好タイム(勝ち馬は最後流しているけど)。個人的には新馬勝ちは初めてで、クラシック出走なども見えるような勝ちっぷりであった。当然先が楽しみになるが、まだまだ未完成であり、無理をする時期でもないので、秋まで休養だろう。

出資馬の近況(2019.8.16)

ヴァルドワーズ

年初の競馬後に骨折が判明してからの約半年の休養から復帰し帰厩。馬体重は以前から40kgぐらい増えて、480kg台になっている。時期的には成長分が大きいだろう。休養前は気性面に難があった馬なので落ち着いてくれると嬉しいところ。かなり立派な馬体になっており、ダートでもやれるかも。

ポレンティア

8/17の札幌芝1500mでデビュー予定。調教の動きがかなり良く僚馬を圧倒しており、上位人気が予想される。出資馬がここまで前評判が高いのも初めてかもしれない。一方で調教師からは、右トモが弱いとのコメントもあり。ハーツクライ産駒はこの時期から動ける馬の方が少なく、一般には初戦向きでもないので期待しすぎないようにはしたい。この時期のデビュー自体が素晴らしいのだから。

シャークスコーブ

ゲート試験合格も、体力不足と息遣いからDDSPが疑われることから北海道に戻り調整中。早期デビューは断念となった。
DDSPは引退の原因にもなる一方で、症状の軽い馬は特に問題なく走っており、症状の程度がポイントとなりそう。負荷を強めても大丈夫だと良いが。

シルク一次申し込み完了

抽選馬

デイトユアドリームの18

この馬に関しては完全にダートで期待。体高は低く管囲があり脚元のリスクは低そう。現3歳馬が3頭とも故障してしまっているので、健康な馬をとりあえず確保したい。票が思ったより伸びており、優先を使っても抽選になりそう。

一般応募

サダムデグランジュテの18

ヘニーヒューズ牝馬2頭で失敗しているので、牡馬でリベンジしたい。サルトアルランテが牝馬であれだけ走れば期待度は高くなる。
ただこの馬は一般では取れない可能性大のダメ元指名。ここから票が入って10%くらいの確立の抽選で、取れたらラッキー。

ストゥデンテッサの18

ハーツ牝馬でこの価格なら悪くない。すでにサイズがあるのが心強く、ダートでも後悔しない。

エレンウィルモットの18

今回の募集の最低価格馬。リアルインパクト産駒で母母キャットクイルで、動きにも見どころあり。右前が怪しいがリスクには目をつむった。安いし。

ディープストーリーの18

家族の推薦馬。かなり怖いサイズなのでハイリスクは織り込み済み。問題はリターンが大きいかというところだが、父母のポテンシャル的には上のクラスに行ってもおかしくない。