シルク募集馬レビュー㉓ サトノジュピターの16 牡
血統
母サトノジュピターはアドマイヤラクティの半妹で、スイートピーS3着になった後、古馬で小倉日経OP勝ちの素質馬だった。
本馬が初仔であるが、競争成績から能力は高い。
父ハービンジャーはそこそこの勝ち上がり率で、重賞馬も出しており、非サンデー系としては一定の役割を果たしている。
サンデー系が父との相性は良いといわれていたが、モズカッチャンは非サンデーで、相手はさほど限定しないようである。
母父アグネスタキオンはダートの傾向が強くなっており、芝向きの父とは合わないかもしれない。
また、母サトノジュピターはNorthern Dancerのクロスを持っており、ハービンジャーと合わせてNorthern Dancerリッチである。
あまり好配合とは言えず、母のポテンシャル頼りか。
馬体
大きさはそこそこながら、肉がついておらず華奢。
皮膚はあまり艶がなく、乾燥しているような印象。
現時点の馬体はあまり強調できず、成長待ち。
ただ、募集開始時と比べるとかなり良くなっている。
厩舎
金成厩舎は今年すでに15勝と好調。コスモカナディアンで重賞でも存在感を示している。
測尺
体 高: 155.5cm
胸 囲: 170cm
管 囲: 20cm
馬体重: 383kg ⇒ 400kg
なんとか400kgに乗ってきたのは好材料。3月生まれだが450kgぐらいまで増えてくれれば。