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この時期の2歳馬(4月)

2歳の4月ともなると、入厩する馬も出てくる一方で、まだまだ先は長そうな馬もおり差が出てくる時期だ。
過去の出資馬を振り返ってみる。

アンジェリック(2歳9月デビュー➡4勝)

天栄に移動済み。週2で15-15まで進んでいた。馬体重は449kg。その後6月に入厩し、そのままデビューも見込まれたが熱発で回避。一頓挫あったが3歳2月に勝ち上がった。

アンジュデトワール(2歳7月デビュー➡未勝利2着まで)

4月に天栄に移動済み。移動前は15秒までペースアップしており、この馬も進みは良かった。ただ馬体重は減っており419kg。5月に入厩し、7月デビューし4着で、その後も順調に使えて11戦もできた。早期デビューすれば未勝利でも損失は減る。

アルバタインキセキ(2歳未出走引退)

4月はまだ北海道で16秒ペース。右前の疲れと口向きの悪さについてのコメントがあり、馬体重445kgまで成長も暗雲が…。9月にノドを手術するも改善せず12月に引退となった。キンシャサは3頭出資しているが、いずれも頓挫してしまっており、見る目がないのか…。

ラグナアズーラ(2歳12月デビュー➡1勝)

北海道で16秒ペース。馬体重440kg。11月に入厩し、12月デビューも8着。その後3連続2着も、3歳7月に勝ち上がった。最終的に屈腱炎になったように脚元に不安があったのだろうが、慎重に進めて勝ち上がりまで持っていけた例。

ツィンクルペタル(2歳12月デビュー➡入着なし)

この馬もまだ北海道で16秒ペースの段階。馬体重が全然増えない馬で、このとき437kg。12月デビュー時は426kgだった。おそらく神経質だったのだろう。初戦6着で身体能力はそこそこだったのだろうが、競馬自体に嫌気が出てしまったようで、いろいろな条件を試すも勝ち上がりが期待できるレベルですらなかった。ヴァルドワーズのように闘争心から来る気性難はまだ良いが、臆病だと競馬に行って苦しくなる。

ネイルドイット(3歳2月デビュー➡入着なし)

順調に行かなかった記憶があるが、この時期は15秒ペースまで進んでおり意外なほど順調。馬体重も452kgとそれなりに増えている。この後6月から半年近く強い調教ができない時期が続き、デビューは3歳まで遅れた。2戦目までは7着とそこそこも、その後2戦は惨敗でスーパー未勝利すら使ってもらえず引退。ここまで順調さを欠くと厳しい。

アーティファクト(3歳4月デビュー➡未勝利3着まで)

北海道ながら、14秒ペースまで進んでおり、早期入厩のコメントも。この時期は楽しみしかなかったが、5月に跛行が出て一気にペースダウン。デビューは3歳4月まで遅れるも、ダート替わりの2戦目で3着。調教も動く馬だったので、勝ち上がりはできたと思われたが、骨折。勝ち上がっていれば復帰を待てたかもしれないが、残念ながらそのまま引退となった。

プラムストーン(3歳5月デビュー➡入着なし)

この馬もこの時期は15秒ペースで順調。7月に入厩し、すわ早期デビューかと思わせてからの天栄に逆戻り。その後は、秋にデビュー直前まで進むが、スクミが出てまた天栄戻りへ。5月にあまりに遅いデビューを迎えるも、故障で1戦のみで引退となった。

ヴァルドワーズ(2歳7月デビュー➡1勝クラス現役)

4月に入厩しており、すこぶる順調。燃えすぎる気性については既にコメントがあり、問題児の片鱗を見せている。しかし、新馬5着からの2戦目勝ち上がりは優秀。その後骨折するも、勝ち上がっていたこともあり、復帰して1勝クラスでも好走している。

ポレンティア(2歳8月デビュー➡1勝クラス現役)

後に新馬戦を快勝するポレンティアも、この時期はまだ北海道。進捗としても遅くはないが、特別目立ったコメントも無い。ただ馬体重は500kg近くまで増えていた。デビューに向けて良くなっていく前の時期だったのだろう。

シャークスコーブ(3歳1月デビュー➡未勝利現役)

3月に脚元に腫れが出てペースダウンしている時期。この後、DDSPの症状も出てダブルパンチ。ただその後は立て直し12月には態勢を整え、年明けデビューした。かなり順調さを欠いた印象があったが、この時期に勝ち上がりをそこそこ期待できる状況というのは全く悪くない。

まとめ

この時期にペースダウンしていたのはシャークスコーブぐらいで、他は順調。しかし5月以降でペースダウンした馬があまりに多い。体質とか気性のリスクってどうやって見分けるんでしょうね…。結果的には2019年の出資はまあまあ上手くいっているかな。