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デンカオ・亀田大の再戦

 世界ボクシング協会WBA)フライ級タイトルマッチ(7日・神戸ワールド記念ホール)で、同級11位亀田大毅(亀田)の挑戦を受ける王者デンカオセーン・カオウィチット(タイ)が3日、大阪市内のジムで練習を公開した。

 1日に来日したデンカオセーンは終始リラックスムードで、「100%勝つ自信がある」。

 この日のミット打ちでは、試合の鍵と位置づけるボディー攻撃に時間を割いた。

 厳しい減量が必要な亀田大とは対照的に、すでに体は絞り込まれている。2日の夕食は焼き肉だったといい、「今夜も食べます」と余裕を見せた。
デンカオセーン、亀田大に「100%勝つ」

10月の試合を受けてのダイレクト・リマッチ。
前回は王者デンカオセーンの出来が酷く、クリンチワークが巧みだったいうよりは上手さの欠片もない亀田に助けられた。はっきり言って稀に見るグダグダした試合で、今回もさほど食指の動かないカード。

亀田大の最大にしてほぼ唯一の長所は打たれ強さであり、よほど打たれまくらない限りは判定に持ち込める頑丈さはこのクラス上位であろう。逆に駄目な点は手数が少ないことであり、いかに地元といえど攻勢に出なければポイントは獲れない。減量苦の影響もあるのであろうが、強打者でもなければ兄のようにクリーンヒットを奪う技術もない大毅が勝つにはとにかく手数である。にもかかわらず、ジャブをほとんど突かないのは何ともいただけない。誰か教えてやってくれ。

かたやデンカの『100%勝つ』というのは言い過ぎで、前回の試合はとてもそんなデカイことがいえる内容ではなかった。余裕ぶっこいて焼き肉を喰っているあたり何だか気に入らないので、こんな短期間で成長するはずもないが、あえて予想は「判定で亀田」としておく。

追記

10月の試合で大健闘と思っていたくらいで、あまり評価していなかった亀田が何と勝ってしまった。相変わらずの頑丈さで危ない場面もほとんど無かった(逆に倒せそうでも無かったが・・)。また、今回はガチガチにガードを固めず、わりあい手数が出ていたように思える。
それにしても『あの』亀田大毅が世界チャンプとは隔世の感と言うしかない。ああ、試合の感想は特にナイです。