審議中

8割くらい競馬ブログ

memo:何度目かの卒業

大学院も卒業(修了)であるが、もうこの年齢になると特に感慨が湧くわけでもない。しかし学生生活の終わりという意味では、わりあい大きな分岐点に立っているのかもしれないな。

15からの学生時代を振り返るに、それなりに人と運に恵まれたと感じている。もちろん良いことばっかりではなく、嫌なことだらけだったけれど。
で、何が恵まれていたかって「適当な時期に適当な負荷をかけてくれる人がいた」ことに尽きる。つまり一撃でペチャンコになってしまうようなことはなかったけれども、しかし段々とシンドイ場面が多くなっていたわけ。そうしているうちに僕はどんどん鈍感になり、『シンドイ』ことが『そうでもない』に変わっていった。逆に以前いた学校は悪い意味での放任主義で、そのせいか伸びシロが無くなった人をたくさん見てきたからなあ。
努力とか根性とか我慢とかは大嫌いで少なくとも口に出す言葉じゃないけど、負荷がかかることで成長する(=鈍感になる)のは確かだろうなと最近思うようになった。

そんな訳で、学生寮の頭の悪い連中も、いまだに連絡を取る同級生も、キッツイ練習メニューを作ってくれた部活の先輩も、ケンカ別れした最初の研究室のボスも、生命科学の面白さを教えてくれた今の研究室の人達も、関わってくれたほぼ全ての人に感謝したい。サンキュな!