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終論

修士論文を書き終えたとはいえ口頭発表が残っていて、これがあまりにひどい出来だとマズイけれど、とりあえず何とかなる (この言葉は好きだなあ) だろうという予感はしている。

それどころかほんの2年半前は分子生物学って何それおいしいの?』という状態だった僕が、生命科学ひとすじのヒトに混じってしれっと発表したり、修論を書いたりするのは少し愉快でさえある (と言っても、僕の能力はどう考えても学科の下から数えたほうが早いし、英語力は壊滅的だ)。

大学院に来る前はずっと工学をやっていて、研究内容は化学系だったり材料系だったり。いずれにせよ半年前の就活では現在の研究と共に、これら過去の貯金にかなり助けられた気がする。高専にくる求人の多さは『高専生という肩書』に釣られているとばかり思いこんでいて、なんとなくそれが嫌になったのだが、少なくとも僕の場合アノ学校で研究した内容 (というよりそこから得た知識経験) が世間に通用するのだと認識を改めさせられた。これは割と大きな発見。

ただ、今現在の興味でいくと圧倒的に生命科学が個人的には面白いし、もっとやりたいという気持ちもある。一方で、4月から働いてお給料が出るのはうれしいことではあるけれど (奨学金を返さねば!)。ま、なかなか何でも思い通りにというわけにはいきませんね。