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ポレンティア格上挑戦も能力を見せる3着

8月の新馬戦から一頓挫あり、復帰が年明けとなったポレンティア。2戦目はまさかのG3フェアリーステークスに格上挑戦となったが果たして。


2020年1月13日 中山 11R フェアリーステークス スマイルカナ 1600芝 3歳オープン ラップタイム付き動画

スタートは軽く出遅れて中団へ。しかし内枠を利して積極的に位置を取りに行きリカバリー成功。その間に勝ち馬スマイルカナがスイスイ逃げる。決め手では分が悪いと見たか、残り1000mから徐々に進出し、5番手あたりで直線へ。大外を回したアヌラーダプラに並びかけられるも、ジワジワと伸び、明らかに脚色の違うチェーンオブラブには差されるもしぶとく3着争いを制した。

ダイワクンナナの位置でレースできていたらどうだったか、というのはあるがゲートがイマイチな中で池添がうまくまとめたと言える。ハーツクライの若駒らしくないというか、操縦性が高く先行できる一方で、溜めても斬れる脚はあまり無さそう。この馬の方が大分強いけど、かつての出資馬ラグナアズーラに近い印象。
賞金加算はできなかったものの、3着はメンバーも見据えた田中師のレース選択の妙。4月生まれで体質もまだまだこれからなので、おそらくいったん天栄に戻して、次走を考えることになるだろう。
桜花賞を諦めないで、もう一度格上挑戦でアネモネSフラワーCを使うというのもあるし、オークス狙いに切り替えて自己条件➡フローラSというのも考えられる。嬉しい悩みといったところか。非常に将来が楽しみな馬である。