シーサケット vs ロマゴン 感想メモ
シーサケットが衝撃の4ラウンドKOで、2戦続けてアップセットを起こした。
この試合で浮き彫りとなったのは、両者のフィジカル差だった。シーサケットのパンチは、しばしばガード上からゴンサレスを吹っ飛ばしたのに対し、ロマゴンは攻撃で相手を止めることができず、手痛いカウンターを2発もらうこととなった。1回目のダウンをもらった時点で、クリンチや脚を使って逃げるべきだっただろう。
しかし、この試合ロマゴンは当て感が悪く、残念ながらピークを過ぎてしまったかもしれない。あるいはサウスポーが苦手なのか。軽い階級の選手が、ウェイトを上げていくうちにフィジカル負けすることはよくあるが、ロマゴンといえど例外ではなかったといったことか。