栗原3塁コンバートは新生カープの象徴になるか?
新体制初日に早速、野村カラーが打ち出された。栗原の三塁へのコンバート案だ。「去年手術した右ひじの痛みが徐々に治まって、自分でもいつかはという思いがあった」。5シーズンぶりにホットコーナーに挑戦する。
初日は約15分、三塁でノックを受けた。打球をお手玉したり、送球がそれたりと悪戦苦闘した。2005年に15試合で守ったとはいえ、それ以降は一塁に定着。「スローイングが一番難しい。一塁までの距離が遠く感じた。打球判断も難しい」。久々の感覚に戸惑いの声が漏れた。
栗原三塁コンバート 新指揮官、早速練習へ
一塁は外国人や鈍重な選手が守ることが多い、守備なんて二の次のポジションであるが、栗原の場合は若干異なる。むしろ俊足であり、身体能力は高いが故障が怖いため一塁に据え置かれていた。もともと、2005年あたりまでは三塁も守っている。
栗原が三塁に回ると、当然一塁は空くので、ここに打力のある選手(外国人)を置くことができる。外国人でもいいのだが、個人的には前田智徳を一塁にコンバートしてもらいたい。中日ブランコのような選手を取ってこれればいいが、ハズレ助っ人の場合は前田の出番。つまり、本命:新外国人、サブ:前田、でリスクを抑えるのがベターかと。実現性は限りなく低いけどね・・(前田が拒否するので)。いかがですか野村監督?
栗原本人のことを考えると、このコンバートが成功すれば選手としての市場価値は大きく上昇する。どうやらMLB志向が強いようだが、栗原の打力で一塁オンリーだとメジャーはまず無理。これが三塁になると、岩村のように獲得を目論む球団が出てきてもおかしくない。
いや、ほんとはMLBとかどうでもいいんだ。何が言いたいかっつーと栗原超がんばれ、てコトで。そして前田も復活してくれ、琢朗に負けるな!