カネロvsカーンの感想
カネロことサウル・アルバレスが6R KO勝ち。
想像以上にカーンが善戦したので、ミスマッチ過ぎて試合にならないということはなく、いい意味で予想を裏切られた。カーンはナイスファイト。この選手は打たれ弱すぎて真のスーパースターになれなかったが、リゴンドーとかと違って華があるのでチャンスは必ずあるだろう。
もっと思い切って脚を使ってサイドに回ればKO負けは回避できたかもしれないが、それではプレッシャーがきつすぎてポイントが取れず積み。
ミドル級でもスピードのあるアルバレス相手だと勝ち目は薄かったが、その薄い確率を拾いにいった姿勢は評価できるし、繰り返しになるがカーンのおかげで見ごたえのある試合になった。
ありえないが、仮にカーンが勝利して、対ゴロフキンとなるとワンサイドでとても見れる試合にならないので、ファン的にも良かった(理由をつけて返上して逃げた可能性もあるが)。
アルバレスでもゴロフキン相手だと、的中率とディフェンスに差があるので、かなり厳しいが一発があるうえに、レミューあたりと比較しても引き出しが多いのでひっくり返せる可能性もなくはないかな。