シルク募集馬レビュー㉚ ピンクパピヨンの16 牝
血統
母ピンクパピヨンはベッラレイアの半姉で、2勝を挙げ秋華賞にも出走した。産駒は7割近くが勝ち上がっており、キングカメハメハとはカフナ(6勝)、トウシンモンステラ(5勝)が出ており好相性。
父キングカメハメハ、母父サンデーサイレンスからは活躍馬多数で、牝馬でもマキシマムドパリやディアデラマドレなど大物も出ている。ベスト・トゥ・ベストのあまり文句のつけようが無い配合。
馬体
非常に華奢で、この父のわりに馬体に厚みが全くない。動きは悪くなく、スピードはあるかもしれない。
厩舎
吉田直弘厩舎はいろいろといわくつきであるが、重賞も勝っており成績はまずまず。ただし、今年は不振。
モーリスを育てられなかったので叩かれているが、芝は苦手でダートが大得意そうな厩舎なので、適性が合わなかったのも一因だろう。
本馬はダート向きには見えないので、相性はよくなさそう。
測尺
体 高: 147.0cm
胸 囲: 163.0cm
管 囲: 19.4cm
馬体重: 373kg ⇒ 401kg
見た目どおり体高も胸囲も少ない。管囲はこのサイズならそこそこ。
いちおう400kg台には乗ってきたのは好材料。
総評
血統馬で見どころはあるのだが、人気になっていない。
この父に出資できるチャンスは多くなさそうで、価格もそれなりにお手頃なので、気になる。
母高齢と厩舎を許容できるかがキーだが、ひとまず成長してもらわないとどうしようもない。
希望度:C(成長すれば逆張りもアリ)