シルク募集馬レビュー① ビバリーヒルズの18 牡
血統
父は初めて3歳で安田記念を制したリアルインパクト。パワー型のマイラーで早熟性もあり、一口向き種牡馬の可能性が高い。
母ビバリーヒルズはスニッツェル産駒らしいスプリンターで1200mを2勝。血統的にはノーザンダンサーのクロスがうるさいものの、その母ブリリアントベリーが成功しており、本馬自身が5代までアウトブリードであることからバランスが取れる可能性がある。母のサイズの無さをディープインパクト産駒ながら500kgを超える父で補うことができれば面白いか。
馬体
短距離馬らしい胴が詰まった馬体。トモはまだ弱いが、前はそれなりに発達しており、体重より大きく見せる。
繋ぎはやや立ち気味だが、立ちすぎという感じでもない。
この時期にしては体を使えて歩けており、好印象。
厩舎
今年の野中厩舎はインティで初めてG1を制しており、勝率も好調。ただし、あまり数は使わないので一口向きかは疑問。2016年以降は毎年重賞を買っており上昇傾向にはあるかも。グレイルあたりはもう少し何とかなりそうな気もするが・・。
測尺
体 高: 153.0cm
胸 囲: 171.5cm
管 囲: 20.1cm
馬体重: 423kg
サイズは今一つで、大きくなることが活躍の条件。脚元にはそれほど不安はなさそう。