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8割くらい競馬ブログ

出資馬を振り返る② アルバタインキセキ

未出走なのでサラリと。

基本情報

30000円/口
キンシャサノキセキ、母父カーリアン
母19歳の産駒。
2月生まれ

血統

キンシャサノキセキは現役時代のイメージそのままの短距離種牡馬であるが、皐月賞3着のガロアクリークを輩出し、存在感を増しつつある。その母父はプレザントコロニーで、キンシャサ産駒は芝も当然走るが、ダートもこなす。特にダート短距離は種牡馬ごとに適性差が出やすいので、この条件で勝利を稼いでいるのだろう。
血統的には距離をこなしても良いが、おそらく気性の問題で短距離を走っていた可能性があり、産駒に伝わる可能性はある。
アイリッシュカーリは本馬を除く10頭の産駒がすべて勝ち上がっており(地方込み)、産駒の中央勝利は24勝にも及ぶ。ただ、さすがに高齢の産駒であり、体質に難があったと言わざるを得ない。それでも疑いなく良繁殖である。Gofed(リファールの母)のクロス持ちの希少性に惹かれたが、そもそも母高齢で体質リスクがあるところに上乗せされるわけで、かなり甘い判断だったと反省。

馬体

あまり機敏さを感じず、当時も好きな馬体ではなかった。同じ価格帯のキンシャサ産駒にパブロ(ゲルニカの13)がいて、こちらの方が好みではあった。ならそっちに出資しろよという話なのだが、抽選を避けて牡馬が欲しかったので目をつむった部分はある。左前の内向も目立ちリスキーな馬体。さすがにノドの問題は判断できないと思う。

厩舎

高橋文雅厩舎は今年クリスタルブラックで京成杯を制覇。入厩前引退なので手腕は判別できずなのも残念。走らない馬でも使い方とかで経験にしたいところだが無理だった。

測尺

体 高: 154.5cm
胸 囲: 176.0cm
管 囲: 19.5cm
馬体重: 443kg

9月時点の数字。可もなく不可もなく。

競争成績

未出走

総評

ノドを2回手術しても改善せず、2歳引退となった。これ以前の馬はいずれも早期デビューで入着を繰り返していたので、始めて大失敗である。元々母の年齢はあまり気にしていないが、さすがに気にするようにはなった。

成功度:E(未出走引退。2歳だったので保険で損失は少なかったが、全く楽しめず)