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8割くらい競馬ブログ

出資馬の近況(2020.5.8)

ヴァルドワーズ

3着の前走後、天栄へ放牧へ。左前がゴツゴツというコメントからアクシデントを恐れていたが、異常なしとのこと。
夏の福島か新潟あたりが目標になるだろうか。もうこのクラスで大きく崩れることは無さそう。能力的には2勝クラスでも太刀打ちできると思う。465kg。

ポレンティア

フラワーカップ7着後、天栄で調整中。13秒台まで進んでおり、6月の東京か函館あたりも視野に入るとのこと。
重賞級の実力は春に示しているので、アクシデントなくレース選択と展開が噛み合うか。516kgとデカいので脚元は大事に。

シャークスコーブ

前走5着後、在厩で調整し、今週の新潟芝1200m戦へ。鞍上は三浦。これまでのダート2戦ではキックバックを嫌がっているような様子もあり、一気に好転する可能性もあるが、メンバーはかなり強力。ここでも掲示板を確保できるようだと何とか勝ち上がりも見えてくるが・・。実のところ血統からはダート向きかと思って出資したので、期待しすぎず観戦したい。

イルデレーヴ(父ミッキーアイル

週3で14秒台の調教まで進んでおり、引き続き最も順調。メンタル的には前向き過ぎるようなコメントもあり、あまり急いで入厩まで持っていくことは無さそう。焦る時期では無いし、変にこじらせるよりよほど良い。張りがあり筋肉質な馬体で、いかにも走ってきそう。480kg。

セルディアーナ(父ハーツクライ

リフレッシュ期間を経て、週2で14秒台の調教中。順調なのだが、動画を見ると明らかにガニ股の脚さばき。外向は内向よりマシというが体重もある馬なのでやや心配。ただすでに入厩のコメントも出ており、早期デビューも期待できそう。491kg。

ミランディ(父リアルインパクト

左前の治療中にスクミの症状が出たとのこと。この馬も急がない方が良さそう。現在は15秒ペースの調教まで戻している。
動画は相変わらず頭が高く、ヴァルドワーズを彷彿とさせる走りで、スピードはありそうだが抑えが利くのか不安。446kgでリフレッシュ期間に増やしてきた。

ナインストーリーズ(父ドゥラメンテ

4月末からリフレッシュ期間へ。軽い調教の間に成長してもらいたいところ。相変わらず良化はゆっくりだが、ストライドが大きくセンス〇とのコメントあり。まだ16秒台ながら、動画でも先月よりはしっかり動けている印象。430kg。

シャークスコーブとヴァルドワーズのレース結果

シャークスコーブ

東京D1400mに出走。馬体重は+6kgの468kg。鞍上D・レーンもあって2番人気に推されたが、5着に敗れた。

ゲートは五分に出て、行きっぷりも良く6番手当たりを追走。内で砂を被ったのが良くなかったかもしれないが、そうだとするとダートに適性は無い。
4角では勝ち馬と同じ位置だったが、追われてもよれて伸びず、6番手まで後退するも最後に差し返して5着を何とか確保した。
敗因は距離か、左回りか。優先出走権が取れたのは大きいが、期間中は左回りしかない。次走は新潟のD1200mか芝1000mあたりか。勝ち上がりは恵まれないと厳しいかも。

ヴァルドワーズ

福島芝1200mに出走。馬体重は-6kgの458kg。鞍上は池添でこちらも2番人気。

今回もゲートは普通に出て、弱点は克服した模様。ただ行き脚はつかず後方から。しかしすぐに押し上げ中団から先団へ。
4角では外を回して先頭に並びかけるも、さらに外から来た勝ち馬に並ぶ間もなく交わされ3着となった。道中で脚を使った分、最後は甘くなったかもしれない。一時期とは見違える安定感で、このクラスを勝つ日も近そう。

この時期の2歳馬(4月)

2歳の4月ともなると、入厩する馬も出てくる一方で、まだまだ先は長そうな馬もおり差が出てくる時期だ。
過去の出資馬を振り返ってみる。

アンジェリック(2歳9月デビュー➡4勝)

天栄に移動済み。週2で15-15まで進んでいた。馬体重は449kg。その後6月に入厩し、そのままデビューも見込まれたが熱発で回避。一頓挫あったが3歳2月に勝ち上がった。

アンジュデトワール(2歳7月デビュー➡未勝利2着まで)

4月に天栄に移動済み。移動前は15秒までペースアップしており、この馬も進みは良かった。ただ馬体重は減っており419kg。5月に入厩し、7月デビューし4着で、その後も順調に使えて11戦もできた。早期デビューすれば未勝利でも損失は減る。

アルバタインキセキ(2歳未出走引退)

4月はまだ北海道で16秒ペース。右前の疲れと口向きの悪さについてのコメントがあり、馬体重445kgまで成長も暗雲が…。9月にノドを手術するも改善せず12月に引退となった。キンシャサは3頭出資しているが、いずれも頓挫してしまっており、見る目がないのか…。

ラグナアズーラ(2歳12月デビュー➡1勝)

北海道で16秒ペース。馬体重440kg。11月に入厩し、12月デビューも8着。その後3連続2着も、3歳7月に勝ち上がった。最終的に屈腱炎になったように脚元に不安があったのだろうが、慎重に進めて勝ち上がりまで持っていけた例。

ツィンクルペタル(2歳12月デビュー➡入着なし)

この馬もまだ北海道で16秒ペースの段階。馬体重が全然増えない馬で、このとき437kg。12月デビュー時は426kgだった。おそらく神経質だったのだろう。初戦6着で身体能力はそこそこだったのだろうが、競馬自体に嫌気が出てしまったようで、いろいろな条件を試すも勝ち上がりが期待できるレベルですらなかった。ヴァルドワーズのように闘争心から来る気性難はまだ良いが、臆病だと競馬に行って苦しくなる。

ネイルドイット(3歳2月デビュー➡入着なし)

順調に行かなかった記憶があるが、この時期は15秒ペースまで進んでおり意外なほど順調。馬体重も452kgとそれなりに増えている。この後6月から半年近く強い調教ができない時期が続き、デビューは3歳まで遅れた。2戦目までは7着とそこそこも、その後2戦は惨敗でスーパー未勝利すら使ってもらえず引退。ここまで順調さを欠くと厳しい。

アーティファクト(3歳4月デビュー➡未勝利3着まで)

北海道ながら、14秒ペースまで進んでおり、早期入厩のコメントも。この時期は楽しみしかなかったが、5月に跛行が出て一気にペースダウン。デビューは3歳4月まで遅れるも、ダート替わりの2戦目で3着。調教も動く馬だったので、勝ち上がりはできたと思われたが、骨折。勝ち上がっていれば復帰を待てたかもしれないが、残念ながらそのまま引退となった。

プラムストーン(3歳5月デビュー➡入着なし)

この馬もこの時期は15秒ペースで順調。7月に入厩し、すわ早期デビューかと思わせてからの天栄に逆戻り。その後は、秋にデビュー直前まで進むが、スクミが出てまた天栄戻りへ。5月にあまりに遅いデビューを迎えるも、故障で1戦のみで引退となった。

ヴァルドワーズ(2歳7月デビュー➡1勝クラス現役)

4月に入厩しており、すこぶる順調。燃えすぎる気性については既にコメントがあり、問題児の片鱗を見せている。しかし、新馬5着からの2戦目勝ち上がりは優秀。その後骨折するも、勝ち上がっていたこともあり、復帰して1勝クラスでも好走している。

ポレンティア(2歳8月デビュー➡1勝クラス現役)

後に新馬戦を快勝するポレンティアも、この時期はまだ北海道。進捗としても遅くはないが、特別目立ったコメントも無い。ただ馬体重は500kg近くまで増えていた。デビューに向けて良くなっていく前の時期だったのだろう。

シャークスコーブ(3歳1月デビュー➡未勝利現役)

3月に脚元に腫れが出てペースダウンしている時期。この後、DDSPの症状も出てダブルパンチ。ただその後は立て直し12月には態勢を整え、年明けデビューした。かなり順調さを欠いた印象があったが、この時期に勝ち上がりをそこそこ期待できる状況というのは全く悪くない。

まとめ

この時期にペースダウンしていたのはシャークスコーブぐらいで、他は順調。しかし5月以降でペースダウンした馬があまりに多い。体質とか気性のリスクってどうやって見分けるんでしょうね…。結果的には2019年の出資はまあまあ上手くいっているかな。

出資馬の近況(2020.4.6)

ヴァルドワーズ

3月に天栄に戻って調整中。坂路で行きたがるところは相変わらずで、コース中心に折り合いがつくように調教されているようだ。芝の短距離で内から追い込むパターンが確立されつつあるので、休み明けには1勝クラス脱出を期待したい。

ポレンティア

レースでの接触後、天栄へ放牧。幸いなことに怪我などは無く、長期の離脱にならずに済みそう。秋に向けて立て直してもらいたい。1勝クラスなら力は上位のはず。

シャークスコーブ

2月に歩様に異常が見られるも、大きな問題なく3月末に美浦に帰厩。東京開催を目指し、調教されることになる。1400mか1600mのダート戦が濃厚か。デビュー戦の勝ち馬は1勝クラスで2着、2着馬は次走も2着とそこそこレベルは高かったようなので、本馬にも期待したい。

イルデレーヴ(父ミッキーアイル

ハロン15秒ペースで調教中。移動を見込んだコメントも出ており、全く問題なさそう。頭がやや低く首を使った力強いフォームで登坂できている。父と同様に2歳からの活躍が見込めそう。475kg。

ミランディ(父リアルインパクト

3月半ばの動画では、抑えきれないような手ごたえで13秒台で登坂していたが、さすがに疲れが出たので一旦ペースダウン。この時期にリフレッシュを兼ねて軽めに戻るのはよくあることだが、大きな問題にならないことを願いたい。馬体重は増えていないが、脚元にリスクがありそうな馬なのであまりデカくならない方が良いかも。433kg。

セルディアーナ(父ハーツクライ

飼い食いが良いこの馬らしく、調教を強めていっても体重は維持できており順調。脚が太く短く見え、いかにも頑丈そうで、適性はダートになるかも。順調なので特に気になるところも無いかな。490kg。

ナインストーリーズ(父ドゥラメンテ

なかなか坂路調教がスタートできず遅れていたが、ようやく18~19秒ペースで開始。馬体が増えてこないのがネックとのことだが、一応10kgは増えておりまずまずか。まだ心身ともに幼いので、良くなるのは先か。スラリとした馬体でセルディアーナとは対照的。動画では最後に苦しくなりヨレヨレになっていたが、前半は綺麗な脚裁きを見せていた。434kg。

ウイスキーレビュー① ジョニーウォーカー・ワインカスクブレンド

概要

世界No.1スコッチブランドのジョニーウォーカーのブレンデッドバッチシリーズの一つ。
名前のとおり、ワイン樽で熟成した原酒をブレンド
価格は1800円/700mLと、赤ラベルよりは高いが、黒ラベルよりはお安い。
数量限定品のためかスーパーやコンビニでは見当たらないが、酒屋ではけっこう置いてある。

飲み方

ストレート:
甘い香り。アルコールの刺激は少なく、ストレートでもすいすい飲める。

トワイスアップ:
香りは若干弱まる。やはり甘く飲みやすい。良い意味でウイスキーらしくなく、なじみの無い方にもおススメできそう。ジョニーウォーカーの特徴であるスモーキーさはほとんど無い。

ロック:
香りは弱いが、とにかく飲みやすい。個人的にはこの飲み方が一番お気に入りですわい。

ハイボール
いきなりウイスキーっぽい後味が顔を出す。ハイボールとして美味しいと思うけど、このウイスキーの特徴である甘さが消えるのでイマイチかも。

感想

同じブレンダーバッチシリーズで、価格も似たようなトリプルグレーン10年(バーボンっぽい)よりもこちらの方が好み。
限定品で高くもないので、見かけたら買ってみてよいかと。

出資馬の近況(2020.3.23)

ポレンティア

フラワーCでは中団を追走も、内の狭いところに入ってしまい、4角から直線に向いたところでショウナンハレルヤと進路の取り合いになり激しく接触。両馬とも抜け出す脚が無く、ぶつけられたところに池添が強引にお返しをしたといったところで、田辺とともに全く褒められない騎乗だった。位置取りも悪い。アクシデントが無ければ当然もっと上位には来ていただろうが、馬券内は厳しかっただろうし、今の限界が見えた。外傷はなかったようだが東京の上り勝負は向きそうにないし、春クラシックはあきらめた方がよさそう。かなりガッカリであるが、とりあえずケアはしっかりして立て直してほしい。

ヴァルドワーズ

ゲートが改善し、2戦連続4着後に天栄へ。行きたがる気性は相変わらずも、終いを活かす形なら1勝クラスでは安定しそう。近走はデビュー時から20kgほど増えており、成長が実りつつある。今後も期待。

シャークスコーブ

1月のデビュー4着で権利を取るも、放牧へ。その後も脚元に不安が出て順調さを欠いた。1カ月ほどロスはあったが幸い14秒までペースアップできている。さすがに来月は帰厩してレースを使ってくれるだろう。あまり時間は無いが、ダート短距離なら見通しは立っているのが救い。同厩舎で同じキンシャサ産駒のガロアクリークがスプリングSを勝ったので本馬も続きたいところ。

ミランディ

なぜかこの馬だけ3月中旬に動画更新があった。その動画では前回と打って変わって豪快な動き。タイムも13秒台まで上げてきており、早期デビューも期待できそう。

出資馬の近況(2020.3.2)

ポレンティア

3/20のフラワーC(GⅢ)に向け帰厩。前走(フェアリーS3着)よりも状態は良いとのコメント。
2戦連続の格上挑戦に陣営の期待を感じる。
ミアマンテ(2戦2勝、ミスエルテ半妹)などの強敵が多いが、なんとか2着以内で賞金加算をしてもらいたい。

ヴァルドワーズ

小倉の1勝クラスで2連続4着で見通しを立てた。連戦の疲れも、異常は無さそうで安心。
ゲートも改善し、短期間で走る馬に変身してきた。
末脚は強烈なので、上のクラスでもやれそう。
一気に楽しみが増えた。

シャークスコーブ

脚元に違和感があったものの、特に異常はなく乗り込み開始。
デビュー戦からすると勝ち上がりは十分期待して良さそうだが、時間的にはさほど余裕が無い。
適性ははっきりしているので、レース選択も大事になりそう。
牡馬なのでひとまず勝ち上がりを。

イルデレーヴ

ハロン15秒ペースで調教中。以前は妙に頭の低いフォームが気になったが、矯正された様子。
脚元や気性に問題なしで順調。480kg。

セルディアーナ

こちらもハロン15秒まで進んでいる。この馬は飼い食いが旺盛で、馬体重はすでに十分。
気性的にはやや高ぶりやすいとのコメントありも、大きな問題はなさそう。493kg。

ミランディ

この馬もハロン15秒まで行っているが、前2頭と比べると体力的にはまだまだか。馬体重も減っており、心身ともに幼い。
動画では頭が高く、まだ首を使えていないフォーム。それでも夏ごろの移動を想定するコメントで期待。438kg。

ナインストーリーズ

トレッドミルでキャンターの段階。他3頭よりも遅れているが、この馬なりに順調。
ようやく馬体重が増えてきているのも好材料
当たれば大きい馬と思うので、年末~年明けデビューのイメージで焦らず待ちたい。424kg。

ヴァルドワーズ復活の兆し

前走でスタートが改善されたものの、ダートが合わずに大敗したヴァルドワーズが続戦で小倉遠征。芝に戻して巻き返しを図った。


[グランドピルエット] 藤田菜七子がゴール前の混戦を抜け出して7勝目/2020年2月9日

前走と同じくゲートはまずまずも、二の脚がつかず後方から。道中は内をロスなく追走し、4角も内で我慢。直線は前が開いたところを力強く伸び、ゴール前では一瞬先頭に立ちかけるも最後は脚が鈍り、0.1秒差の4着で入線した。上り3Fはメンバー中差速の34秒7で、相変わらず芝では斬れる。ハマればこれぐらい走ると思っていたが、完璧に乗った横山武史の好騎乗が光った。
安定感皆無なので次走は人気でアッサリ凡走もありえるので、馬券的には過信禁物かな。

シャークスコーブ&ヴァルドワーズ出走

シャークスコーブ新馬戦(中山ダート1200m)

デムーロ騎乗で、4番人気4着でした。
ゲートは普通に出て、外の馬には遅れたものの、デムーロが促して6番手あたりを追走。
4角は距離ロスなく内を回るも、前の馬のキックバックにややひるんだか、伸び脚が鈍く3着から5馬身離れてゴールした。
5着のロマーシカにも5馬身差つけており、このメンバーでは上位だった様子。
脚抜きの良い馬場ではあるが、1分13秒2は及第点。ダート短距離なら勝ち上がりは期待して良さそう。

ヴァルドワーズ(中山ダート1200m)

ミナリク騎乗で、5番人気11着でした。
ダート替わりで妙に穴人気になっていたので、馬券は買えなかったが、これが悲しいことに正解。
着順はともかく、普通にゲートを出たのは収穫。しかし二の脚が遅くけっきょく最後方から。
そのあとはこの馬らしく、かかり気味に位置を上げるが脚が溜まらず、4角は大外を回してなだれ込むだけだった。
+10kgでまだ余力があるのか、馬具を工夫しての続戦のようである。
これで4戦連続2ケタ着順ながら、陣営があきらめていないようなのは一安心。

出資馬の近況(2020.1.14)

ヴァルドワーズ

トレセン帰厩後すぐながら、今週出走の可能性ありとのこと。天栄で仕上がっているのかもしれないが、ゲートが改善されないと勝負にならない。10日にゲートから時計を出したはずなので、そこでの動きが良かったということなのだろうか?
続けて使う厩舎でもないので、出走するならゲート含めて体制が整ってからにしてほしいものであるが。

ポレンティア

フェアリーS後、池添騎手からは夏よりも成長していることと、トモに成長の余地があるとのコメント。田中師からのコメントでは、一旦放牧に出すとのこと。全く無理する時期では無いのでじっくり進めて欲しい。賞金加算はできなかったので、春クラシックは出れたら嬉しいぐらいの気持ちでいたい。

シャークスコーブ

年末~年明けにD1200mの新馬戦で、2連続除外を食らった後、条件を変えずに1/25の新馬戦まで待つことになった。喉の状態はまずまずのようで、それなりに期待はしている。天栄があるなか、トレセンに1カ月も出資馬が滞在するのは記憶にないかも。キンシャサなのでダート短距離がベストだろうし、馬房を開けるために焦って無理やり使うよりは好感が持てる。ヴァルドワーズの調整過程とは対極だが、結果が出るのはどちらか。

デイトユアドリームの18

ハロン16秒×週2回で調教中。精神面に成長があり、今のところ特に問題はなさそう。頭の低いフォームも矯正されつつあるように見える。476kg。

エレンウィルモットの18

ハロン16~17秒×週2回で調教中。こちらは力みがちなど、精神面は成長の余地あり。動画でもフォームが崩れるところがありいかにも発展途上。全兄イプシランテが新馬勝ちしたように、母の産駒は成績が向上しつつあり、本馬にも期待。448kg。

ストゥデンテッサの18

ハロン16~18秒×週2回で調教中。気持ちは前向きとのことで、動画でも前進する意思が感じられるようだ。調教を増やしても飼い食いが減らないとのことで、体重も維持できている。486kg。

ディープストーリーの18

週2でロンギ場でのキャンター、週1トレッドミルで調教中。
馬体重がなかなか増えず、動画も柔らかい動きをしているのだが、明らかに線が細い。半兄ビーマイオーシャンは500kg近くまで成長しながら、デビューが遅れており焦らない方が良い血統なのかも。401kg。

ポレンティア格上挑戦も能力を見せる3着

8月の新馬戦から一頓挫あり、復帰が年明けとなったポレンティア。2戦目はまさかのG3フェアリーステークスに格上挑戦となったが果たして。


2020年1月13日 中山 11R フェアリーステークス スマイルカナ 1600芝 3歳オープン ラップタイム付き動画

スタートは軽く出遅れて中団へ。しかし内枠を利して積極的に位置を取りに行きリカバリー成功。その間に勝ち馬スマイルカナがスイスイ逃げる。決め手では分が悪いと見たか、残り1000mから徐々に進出し、5番手あたりで直線へ。大外を回したアヌラーダプラに並びかけられるも、ジワジワと伸び、明らかに脚色の違うチェーンオブラブには差されるもしぶとく3着争いを制した。

ダイワクンナナの位置でレースできていたらどうだったか、というのはあるがゲートがイマイチな中で池添がうまくまとめたと言える。ハーツクライの若駒らしくないというか、操縦性が高く先行できる一方で、溜めても斬れる脚はあまり無さそう。この馬の方が大分強いけど、かつての出資馬ラグナアズーラに近い印象。
賞金加算はできなかったものの、3着はメンバーも見据えた田中師のレース選択の妙。4月生まれで体質もまだまだこれからなので、おそらくいったん天栄に戻して、次走を考えることになるだろう。
桜花賞を諦めないで、もう一度格上挑戦でアネモネSフラワーCを使うというのもあるし、オークス狙いに切り替えて自己条件➡フローラSというのも考えられる。嬉しい悩みといったところか。非常に将来が楽しみな馬である。

出資馬の近況

ポレンティア

蹄の不安からサフラン賞を回避したものの、順調に回復。14-14まで進んでおり、帰厩も近そう。年明けに1勝クラスをクリアできればクラシックも見えてくるか。いずれにせよ楽しみが大きい。

ヴァルドワーズ

天栄に戻っていたが、左前に腫れがあったようだ。幸い症状は軽く乗り始められそう。結果的に前走後に続戦しなくて正解だった。とりあえずゲートが改善しないとレースにならないので、何か手を打って欲しいところ。

シャークスコーブ

喉の手術後、乗り込んでいるが今のところ順調。今月に帰厩して年内デビューもあるかも。ようやく光明が見えてきて、手術は大正解だったようだ。

ヴァルドワーズ出遅れで終了

日曜の東京7Rに出走したヴァルドワーズ。前走は骨折空けで上り最速をマークしたことから変わり身が期待されたが・・・。

ゲートが開いた瞬間は遅れた馬がいないように見えで、珍しくまともに出たのかと思いきや、完全にゲートの中に残っていただけだった(笑)。結果、10馬身ほどの豪快な出遅れをかまし、この時点で勝ち負けは無くなった。
ペースが遅いこともあって4角で後方には取り付き、上り最速で何頭か交わして14着でゴール。

出遅れがなければ入着ぐらいはあったかもしれないが、まともに出たことのない馬なので、そんな仮定は全く無意味である。
これだけゲートが悪く、そもそも気性難の馬だと上位騎手も乗ってくれないだろうし、悪循環になりつつある。好転するまで期待しない方が精神衛生上よさそう。

ヴァルドワーズまずまずの復帰戦(着順はともかく)

クセ馬ヴァルドワーズが8カ月ぶりの実戦に臨んだ。

ゲートの良くないこの馬らしくいきなり2馬身ほど出遅れるが、ペースが速いこともあり折り合って最後方を追走。なんとか4角で後方に取り付くも、時計が速い馬場で前が止まらず、バテた馬を何頭か交わして11着でゴールした。
上り3Fはメンバー最速の32秒8で、やはり能力はあるところは示したといえるかも。気性面から相変わらず強い調教ができない中では悪くないレースではあった。
出遅れて外を回すという不器用なレースが続いており、勝ち上がりの舞台といえ中山向きかはちょっと疑問。
ただ、東京だと1200mが無いので、折り合えずにレースにならないかもしれない。
このゲートだとダートの短距離も厳しいか。
続戦してほしいところであるが、気性的にも一旦ガス抜きして、展開がハマるレースを待つことになりそう。次走人気が上がらないなら馬券も少し狙ってよいかも。

シルク中高額編

2600万~4900万のややお高いゾーン。ここに多くの活躍馬がおり、高額馬との比較から「シルクは高馬が走らない」と言われるが、母数が全然異なるのである。キャロットのように高額馬が走り始めるのは時間の問題だろう。

2010産

該当馬:5頭
勝ち上がり:3頭(60%)
活躍馬:ラストインパクト、フラムドグロワール

コメント:
ラストインパクトは王道路線で活躍。ジャパンC2着と重賞3勝と活躍。賞金は5億を超えた。
フラムドグロワールはNHKマイルC3着。

2011産

該当馬:9頭
勝ち上がり:3頭(33%)
活躍馬:スナッチマインド、ワールドインパク

コメント:
この世代はあまり走らず勝ち上がりはわずか1/3。スナッチマインドは大事に使われながら20戦でオープンまで上がった。ワールドインパクトはダービー出走も故障が痛かった。

2012産

該当馬:14頭
勝ち上がり:8頭(57%)
活躍馬:グランシルク、プレシャスルージュ

コメント:
グランシルクはG1でも1番人気に推された馬で、京成杯AHで重賞勝ち。重賞で何度も好走した。
勝ち上がりは前年から大きく改善。

2013産

該当馬:15頭
勝ち上がり:10頭(67%)
活躍馬:ストロングタイタン、アルジャンテ、アーチキング

コメント:
ストロングタイタンは鳴尾記念で重賞制覇。その後は今一歩もまだ現役なので、復活はあるか。
アルジャンテは地道に準オープンまで出世。
この世代は2/3が勝ち上がり。

2014産

該当馬:18頭
勝ち上がり:11頭(61%)
活躍馬:トリコロールブルー、クライムメジャー、リゾネーター

コメント:
トリコロールブルーはクラシックでも期待された大器。足踏みもあったがオープン勝ちでさらに活躍も期待。クライムメジャーは珍しい追加募集の活躍馬。

2015産

該当馬:18頭
勝ち上がり:11頭(61%)
活躍馬:アーモンドアイ、インディチャンプ、ダイアトニック

コメント:
アーモンドアイ、インディチャンプのG1馬2頭を輩出。この2頭は単なるG1馬ではなく、アーモンドアイは現役最強馬の一角、インディチャンプはマイルでは抜けた存在。ダイアトニックも重賞一歩手前まで来ており、大爆発した世代。

2016産

該当馬:19頭
勝ち上がり:12頭(63%)
活躍馬:ウィクトーリア、スイープセレリタス

コメント:
多くの勝ち上がりの中で牝馬2頭が活躍。ウィクトーリアはフローラS勝ちからオークスでも4着と好走。スイープセレリタスは底を見せない状態で3勝クラスまで上がった。

まとめ

勝ち上がりは59%でさらなる高価格帯よりは劣る。一方で超大物もおり重賞馬も多数。自信があれば思い切って出資したい。