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8割くらい競馬ブログ

シルク募集結果

以下3頭が出資馬に加わった(遅)。
昨年までと比べるとかなり抽選は緩くなった模様で、来年はもう少し攻めて良いかも。

マイハッピーフェイス22 牡

優先を使い抽選を突破。一口10万円と高額ながら、父キタサンブラックに行けるギリギリのタイミングと判断。大型馬で厩舎に一抹の不安もダートを主戦場に息の長い活躍を期待。イメージはランフォルセ

アイムユアドリーム22 牝

1.5次まで残っており無風で確定。やたらとトモの大きく見栄えがするので、余っていたのはちょい意外。父モーリスで期待は芝だがダートでも潰しは利きそう。

シャクンタラー22 牝

ちょうど500口でこちらも無風。全姉が先日の新馬戦で故障してしまった。無事なら勝ち負けだっただろうが、当然リスクはある。ダートでコツコツ稼いでもらうつもり。

シルク募集馬レビュー③ アイムユアドリーム22 牝

基本情報

50000円/口
父モーリス、母父フジキセキ
母11歳の産駒。
3月生まれ。

 

血統

父モーリスは初年度イマイチも年々成績を上げ、一定の成功を収めている。母はダート短距離で3勝で、初子のユアヒストリーがいきなりオープンまで出世しており、能力は高い。

ダート短距離の勝ち鞍がある共通点ではラウダシオンの母アンティフォナがおり、先物買いになれば。

サンデーのクロスを持つが、これは現傾向からはプラスにはならない。

 

馬体

そこそこボリュームある馬体で動きもまずまず。腰高で成長してくるだろう。

 

厩舎

池上厩舎は今年10勝の若手。ホウオウエミーズは重賞でも好走している。キャロットのアップライトスピンが6歳春まで走ってわずか12戦で終わっており、数は使ってくれないかも。

 

測尺
体 高: 150.5cm
胸 囲: 171.0cm
管 囲: 19.7cm
馬体重: 419kg

4月生まれみたいなものなので、まだ増えそう。脚元が大丈夫か?

 

総評

牝馬だがダートがメインで、芝は走れたらラッキーぐらいに考えるなら悪く無いか。

 

希望度:C

シルク募集馬レビュー② アグレアーブル22 牝

基本情報

56000円/口
ビッグアーサー、母父マンハッタンカフェ
母9歳の産駒。
4月生まれ。

血統

ビッグアーサーはその父サクラバクシンオーを受け継ぐ名スプリンター。G1は1勝ながら不利を受けるレースが度々あり。
母は中距離で3勝しており、能力は水準以上。きょうだいも走っている。
母父サンデー系でミスタープロスペクターを持ち代表産駒トウシンマカオ少し似ており成功パターンの可能性も。

馬体

まだまだ幼く成長が無いと厳しそう。4月生まれなので大きくはなるだろうが。

厩舎

新規開業厩舎のため未知。

測尺

体 高: 151.0cm
胸 囲: 169.5cm
管 囲: 20.1cm
馬体重: 384kg

増えても400kg中盤だろうし、菅囲20cm越えは心強い。

総評

やや価格が高いが、母の2番子で走りごろでもある。人気にならないようなら狙ってみても良さそう。

希望度:C

シルク募集馬レビュー① モアナ22 牡

基本情報

64000円/口
ミッキーアイル、母父キンシャサノキセキ
母8歳の産駒。
3月生まれ

血統

ミッキーアイルはスプリンター種牡馬として存在感を示しており、牡馬はダートに出やすい印象。
母モアナは芝でオープンまで出世。スピードに振り切った配合で、勝ち上がりの確度は高そう。ただし牡馬でこの父、母父なのでダートが濃厚か。
3代母プロモーションはアドマイヤメインをはじめ産駒が中央18勝で地味ながら名繁殖。ただ母父キンシャサノキセキは走っていないしイマイチ。

馬体

全体的にやや小柄ながら、まとまった好馬体。同父のイルデレーヴと比較すると動画長く、1800mくらいまでこなすかもしれない。動きも悪くない。

厩舎

奥村豊厩舎は今年15勝で中堅といったところか。シルクではピースオブエイト、ディアンドルの重賞馬が出ており好相性。

測尺

体 高: 153.0cm
胸 囲: 172.0cm
管 囲: 21.0cm
馬体重: 425kg

まだ体重は軽いが、3月生まれで成長するだろう。菅囲は心強い。

総評

減点の少ない馬。勝ち上がりはかなりの確率だろうが、大物感は無いので、優先を使ってまではどうか。良い馬だけどね。

希望度:B

シルク勝ち上がり分析(2018)

5000万円超

該当馬:14頭
勝ち上がり:5頭(36%)
活躍馬:ヴァイスメテオール

コメント:
この勝ち上がりの悪さはヤバく、割に合わず。1億馬のロンズデーライトは勝ち上がりこそしたが、現時点わずか2戦。

2600万〜4900万

該当馬:31頭
勝ち上がり:22頭(71%)
活躍馬:ピクシーナイト

コメント:
7割勝ち上がりでG1馬もおり、やはりこのあたりがバリューゾーンか。

1600万〜2500万

該当馬:27頭
勝ち上がり:14頭(52%)
活躍馬:クールキャット

コメント:
5割越えで重賞馬も出ており、なかなか良い。

〜1500万

該当馬:9頭
勝ち上がり:6頭(67%)
活躍馬:アナザーリリック

コメント:
脅威の勝ち上がりかつ3勝馬が2頭は驚異的。

まとめ

低価格の健闘が目立つ。新種牡馬を狙うのが戦略的に良さそう。

シルク勝ち上がり分析(2017産)

昔やった価格帯別の勝ち上がり分析です。

5000万円超

該当馬:14頭
勝ち上がり:10頭(71%)
活躍馬:サリオス、テルツェット

コメント:
7割勝ち上がりで、オープン馬多数。1億越えの2頭は出世が遅れているが、上位馬を引ければ悪くない。ただコスパは悪く、相当自信が無いと行きづらい。

2600万〜4900万

該当馬:33頭
勝ち上がり:20頭(61%)
活躍馬:オーソリティ、ラウダシオン

コメント:
勝ち上がりはやや落ちるが、上位は遜色なし。

1600万〜2500万

該当馬:25頭
勝ち上がり:10頭(40%)
活躍馬:ミステリオーソ、アルコレーヌ

コメント:
思ったより勝ち上がりが悪く、上位も条件クラス留まり。これは厳しい。

〜1500万

該当馬:7頭
勝ち上がり:3頭(43%)
活躍馬:ピュアブレンド

コメント:
頭数自体が少なく、勝ち上がりこそまずまずも、出世馬ピュアブレンドは数が使えておらずイマイチか。牡馬2頭はいずれも未勝利。

まとめ

想像以上に価格と勝ち上がりが比例していて、今後は3000万くらいが目安となりそう。低価格狙いとしては夢が無い結果であった。

出資馬を振り返る⓸ ネイルドイット

ザ・不完全燃焼。半弟にケイデンスコール(父ロードカナロア)が出たように、母のポテンシャルを評価したのは誤りではなかったと思いたい。

基本情報

20000円/口
ワークフォース、母父ハーツクライ
母7歳の産駒。
1月生まれ

血統

ワークフォース英ダービーを圧勝し、同年の凱旋門賞ではナカヤマフェスタを退けた名馬。その父キングズベストエイシンフラッュを輩出している。本馬の募集がかかる頃には2世代が走っていたが、勝ち上がりが悪い上、大物も出ず失敗の烙印を押されつつあった。日本で成功するにはスタミナ偏重すぎたか。かといってダートが走るわけではなく、適性はどちらかといえば芝。エルコンドルパサーのクロスを緩和したような血統構成で、母父でスタミナを伝えると面白いかもしれない。
母インダクティは400kg弱の馬体ながら3勝。その母ホールオブフェームはバランスオブゲームフェイムゲームを出している。一族で走った馬は牡馬が多いようだ。

馬体

動画ではゆるく、機敏さはあまり感じない。ただ首をつかって歩けているのは好印象。

厩舎

田島厩舎は重賞こそ2勝しているが、勝率は5%程度で低迷しており、レース選択や騎手起用に疑問が残った。
頓挫が多くデビューは3歳2月まで遅れ、芝の2000m新馬戦で0.8秒差の7着➡ダート替わりで7着も着差は2.5秒➡芝2400mで逃げて惨敗。
ここからなぜか2戦目と同条件のダート戦を選択し、惨敗した。2戦目のダートは7着だったが、重馬場に助けられてのもので、血統的にも馬体重的にも適性は無かった。
さらにその後、スーパー未勝利に出れるにもかかわらずアッサリと引退。たぶん勝ち上がりは100%無理だっただろうが、諦めの良さに失望したね。

測尺

体 高:150.5 cm
胸 囲:172.0 cm
管 囲:19.4 cm
馬体重:439kg

1月生まれにしては小さめ。実際この後、馬体重は大きくならず。

競争成績

4戦0勝(0-0-0-0-0-4)

新馬戦は直線で軽い不利を受けての7着で、スムーズならもう少し上位もあったかも。


2018 2/24 中山6R 3歳新馬 ルーモス 横山典弘

総評

まず順調にいかず、デビューが遅れたのが痛い。残り時間が少ない中、条件は試したものの、結局のところベストなレース選択はできなかった。この世代は2頭とも未勝利どころか5着以内すら無い大失敗に終わったが、いろいろ試して、結果マシだったダート短距離を最後に使って玉砕したツィンクルペタルはまだやり切ってくれた感はある。とは言え、健康面と能力を見抜けなかった点は大反省すべき。

成功度:E(レース選択はもう少し何とかなったのでは?)

出資馬の近況(2020.6.3)

ヴァルドワーズ

5月末に早くも帰厩し、函館の芝1200m戦に備えている。この馬に関しては天栄でも厩舎でもあまり厳しい調教はせず、気性的に煮詰まる前に使っていく方針なのかも。1勝クラスでは力上位のはずなので、復調のきっかけとなった横山武史にもう一度乗ってもらい、勝利をプレゼントしたい。

ポレンティア

次走が 6/13の遊楽部特別(函館芝1800m)に決まった。秋に備えて取りこぼしは避けてもらいたい。春は重賞でも好走したし、よほどメンバーが揃わない限り上位人気(1番人気?)は確実だろう。

シャークスコーブ

中間で右トモの痛みが出て、ペースダウン。時間がないが、無駄に使えるレースは無いので辛抱しどころ。ダートに戻すだろうが、キックバックの嫌がり方からすると馬具などに工夫してもらいたいかなと。

イルデレーヴ

ゲート試験合格後、しがらきで調整中。二の脚が速い、前向きなど新馬向きのコメントが出ており、今のところ期待しかない。タイプ的にはダート短距離向きっぽいが、デビューは芝になりそうな気がする。475kg。

セルディアーナ

こちらもゲート試験合格後、1本追ってしがらきへ。イルデレーヴに比べると絶賛という感じではなく、まだ頼りない・ワンペースなどのコメントがあり、ハーツクライ産駒らしく良くなるのは先かも。それでも年内に何走かはできるだろうし、この馬もダートで潰しは利くと見ているので楽しめそう。

ナインストーリーズ

先の2頭に比べると遅れており、まだ16秒ペースだが、この馬なりに順調。頓挫は無く、秋~年内デビューぐらいのイメージで進められそう。馬体重が増えてこないのが気がかり。415kg。

ミランディ

左前に疲れが出てペースダウン。その前はスクミが出ていて、気性的にも難しそうで、今後に不安が残る。この馬も年内デビューぐらいのイメージで焦らず見守りたい。

シルク2020募集馬を分類(母若齢)

母9歳以下を抽出

ルールブリタニアの19
クロンヌの19
シャクンタラーの19
パープルセイルの19
レッドオリヴィアの19
シャトーブランシュの19
リアアントニアの19
ジャポニカーラの19
シロインジャーの19
フェイトカラーの19
ラトーナの19
ラダームブランシェの19
トレジャーステイトの19
モルジアナの19
イスパニダの19
ウェイヴェルアベニューの19
メリーウィドウの19
ポルケテスエーニョの19
シュペトレーゼの19
レーヌドブリエの19
レッドジゼルの19
アイスパステルの19
エクレールアンジュの19
サンドミエシュの19
ディープストーリーの19
レジェの19
ショウナンパンドラの19
ファシネートダイアの19
リプリートⅡの19

多い…。元シルク馬も増えてきた。母優先は無いが、出資者は一定数購入するだろうし、ほっといても満口になるとはいえクラブ側も計算が立つだろう。

そんなに人気にならなそうな馬を抽出

まだ実績が未知の馬が多く、アンティフォナみたいに人気になる前に先物買いしたいところ。ただ初仔でもない限り、母の年齢が若いのはプラスにしかならないので、厳しい競争になりそう。

クロンヌの19

母5歳時の初仔。二代母ゴールドティアラは産駒が計20勝となかなかの成績。ただサンデー系との相性が悪く、クロフネと好相性。軽さやスピードは伝えない母で、活躍馬はダートか芝の長距離に出ており、それがクロフネとマッチしたか。
本馬は、血統的には父エピファネイア×母系にサンデー×ミスプロというデアリングタクトに似た構成となっている。
ただ、クロンヌは父ダイワメジャーで芝では全く走らず、どちらかといえば適性はダート。エピファネイアはダートがさっぱりで芝に適性があり、どっちつかずで何よりスピードが足りない可能性を感じる。

ジャポニカーラの19

母7歳時の初仔。母はシルク募集で芝3勝。三代母にフサイチエアデールがいるくらいで牝系はイマイチ。父サトノアラジンで適性は芝に出そう。

フェイトカラーの19

母8歳時の2番仔。三代母に交流重賞勝ちのビーポジティブでその母フェアリードール(トゥザヴィクトリーの母)。母は500kgを超える大型馬で、地味ながら芝3勝でポテンシャルはあるかも。父ジャスタウェイは今のところ、やや期待外れということもあり人気にはならなそう。産駒は早熟傾向があるようなので、勝ち上がりにはプラスに働きそう。その先は厳しそうであるが…。

ラダームブランシェの19

母7歳時の3番仔。二代母アーデルハイトはシルクではおなじみの血統で、勝ち上がりも多数の人気繁殖。三代母は名牝ビワハイジであるので、この馬も人気する可能性はある。アーデルハイトの産駒は能力があるものの、体質や脚元に不安がある馬が多く、ラダームブランシェ自身もわずか2戦で勝ち上がりながら引退。そんなところにシルバーステートを迎えているので、無事に競争を送れるかがまず課題となりそう。

メリーウィドウの19

母8歳時の2番仔。母メリーウィドウはゴールドアリュール産駒でダート4勝。初仔はダノンレジェンド産駒で、かなり順調に進んでいる。本馬はドレフォン産駒で、適性は完全にダートかと。牡馬なら人気になっただろうが牝馬。ダート牝馬というだけで、ある程度人気は落ち着きそう。

サンドミエシュの19

母8歳時の4番仔。全兄ニードルズアイは父ルーラーシップ×母父マンハッタンカフェながら、適性は完全にダートで、勝ち上がれなかったが何度も上位に来ている。現3歳で父ロードカナロアのエルスネルは芝でサッパリで、この馬もダートに適性があるのかも。両馬とも450kgに届かないぐらいで、本馬の馬格があれば勝ち上がりも期待できるか。

レジェの19

母6歳時の初仔。レジェ自身は芝2400mで0.5秒差の圧勝で勝ち上がり。ステイゴールド牝馬らしく馬格は無かったが、1勝クラスでもそこそこ戦えていた。しかし母父ステイゴールドは成績が奮わず、勝率2割以下で厳しいか。

ディープストーリーの19

母9歳時の3番仔。ドゥラメンテ産駒の半姉の人気からすると、ルーラーシップに替わった本馬も大人気はないかと。ただし、父ルーラーシップ×母父ディープインパクトにはキセキがいるので、実馬の出来が良ければ人気する要素はある。

シルク2020募集馬を分類(母高齢)

母15歳以上を抽出

ジュピターズジャズの19
ペンカナプリンセスの19
スイープトウショウの19
シーイズトウショウの19
ボシンシェの19
キューティゴールドの19
シルクユニバーサルの19
コケレールの19
アドマイヤテレサの19
ルシルクの19
バシマーの19
ランニングボブキャッツの19
エレンウィルモットの19
ワイオラの19
ミスティックリップスの19

人気なさそうな馬をさらに抽出

初心者の頃は全く気にしない母年齢であるが、未出走や頓挫を経験するうちに避けたくなる。
やはりハイリスクな人気馬に行って優先権を使う理由はないので、狙うなら人気を落としそうな馬。
この中だと、以下が人気は抑えられそう。

ジュピターズジャズの19

母20歳の産駒。産駒は約半数が勝ち上がり、半兄スズジュピター(父ブライアンズタイム)は朝日杯FSで1番人気になっている。
オウケンブルースリはチャンピオンホースとは言い難く、スピード不足が懸念。これは人気になりようがないでしょう。

アドマイヤテレサの19

母19歳の産駒。この馬も半数以上が勝ち上がり、アドマイヤラクティも出ている。16歳の産駒にアドマイヤジャスタがおり、まだ狙える可能性は残っている。父ドゥラメンテで人気になる要素もあるが、牝馬なので優先を使えば何とかなりそう。価格は読みづらいが、3000万円くらいか?

バシマーの19

母16歳の産駒。母の産駒はほとんどが中央勝ち上がりで、非常に堅実。Burghclere(ウインドインハーヘアの母)の4×3の珍しいクロス持ち。

エレンウィルモットの19

母17歳の産駒。母の産駒成績はイマイチ。1つ上の姉に出資しているが、体質に難があり不安。勝ち上がり2頭はディープインパクトリアルインパクトで、本馬の父ミッキーアイルに一縷の望みはありそう。牡馬に出たとはいえ、人気はさほど出ないだろう。

ワイオラの19

母18歳の産駒。シルク募集のトレジャーステイトがダートで3勝。適性はダートに出そうで牡馬なのはプラス。半兄シャークスコーブの不人気ぶりからするとミッキーアイルに替わっても人気にならなそう。

ミスティックリップスの19

母15歳の産駒。人気するかもしれないが、大物と思われた半兄ミスティックグロウがデビュー3連勝後に伸び悩み。父ミッキーアイル牝馬ということもあり、そこそこに落ち着きそう。

シルク2020年度募集リスト

2020募集リストが出たので、気になった馬をメモ。

レッドオリヴィアの2019(父オルフェーヴル

母父ジャングルポケット。まだ2番仔で実績が無いが、母は芝中距離で4勝しており人気しそう。4代母キーフライヤーがダンシングキィの全妹。サンデーサイレンスの3×3で嫌われるようなら狙いたい。牡馬だし3000万くらいか?

ポーレンの2019(父キタサンブラック

母父オーペン。半妹ポレンティアもそこそこ人気になったが、父が代わって牡馬に出てどうか。産駒は割と大きくなる母なので、募集時に多少小さくても5月生まれだし挽回できそう。あまり瞬発力は無い兄弟が多いので、スピード不足は懸念。

シャルルヴォアの2019(父ビッグアーサー

母父スペシャルウィーク。母は3勝で5頭の産駒のうち3頭が勝ち上がり。本馬は12歳時の産駒で、空胎明けで牡馬に出たのも期待できそう。サクラバクシンオーの後継種牡馬としてグランプリボスは失敗しているが、ショウナンカンプは受胎率に
難があったものの、そこそこ成功している。ビッグアーサーは母父キングマンボで母母父にサドラーズウェルズエルコンドルパサー的な母系を持っており期待できそう。出来が悪くなければ優先候補。

ヒッピーの2019(父ハーツクライ

母父ムータテール。母はフランスの重賞馬。母父が安田記念5着でまったく日本になじみがないわけではないが、よく分からん血統。全兄は5000万募集で未勝利だが、2着はあり全く走らなかったわけではない。ただ上りが使えず、切れ負けしていたようである。牝馬に出て切れが出れば見どころありかも。とりあえず取れそうなハーツクライということで。

出資馬を振り返る③ ツィンクルペタル

新馬戦を藤田菜七子騎乗で2番人気だったのがピーク。

基本情報

32000円/口
ヘニーヒューズ、母父シンボリクリスエス
母7歳の産駒。
2月生まれ

血統

ヘニーヒューズは持ち込みが活躍しまくり、輸入された1世代目にあたる。アジアエクスプレスが出ているが、イメージは米血らしい一本調子ダート馬。輸入後はワイドファラオが出ており、今のところ人気を集めている。
母ツィンクルブーケは32戦も走って、平地と障害で1勝ずつ。3代母には桜花賞2着でペールギュントを出しているツィンクルブライドがいる。母系はシンボリクリスエスサンデーサイレンスで、ダート短距離の父とは合うか微妙だったか。

馬体

胸が深く、パワーがありそうな馬体。歩様もスムーズ。結果的に神経質な馬だったようでそれが仇になったが、動画からはうかがえず。

厩舎

出資馬の不振から、かつての活躍馬のいた大和田厩舎にすがった形。こういう場合、得てして失敗する。この馬に関しては気性からまともに走れなかったので、あまり厩舎や騎手サイドは責められない。スーパー未勝利までいろいろと条件を試してくれたのは有難かった。弱いと早々に見切られることもあるからね。

測尺

体 高:152.5 cm
胸 囲:180.0 cm
管 囲:19.5 cm
馬体重:461kg

この時点では問題なし。しかしデビュー時は426kgでダート馬としては小さすぎる。飼い食いが悪かったようで、やはり気性面に問題があったようだ。

競争成績

6戦0勝(0-0-0-0-0-6)

新馬戦は後方から直線しぶとく伸びて6着。勝ち馬からは大きく離されたが、まずまずのレース。しかしその後は壊滅的で、スピードが無い上、レースを自分からやめるような所があり残りの5戦は2桁着順の惨敗。


2017/12/02 中山4R 2歳新馬〈牝〉【ゴールドタンバリン】

総評

大きなアクシデントが無いのにデビューが12月まで遅れたりと薄々やばいかなと思っていたら、やはり厳しかった。身体能力は未勝利勝ち上がりできそうというコメントもあったが、気性面が足を引っ張った。全く成長しなかったし、このタイプなら早期デビューしないと厳しすぎる。

成功度:E(新馬戦は悪くなかったが・・・)

出資馬を振り返る② アルバタインキセキ

未出走なのでサラリと。

基本情報

30000円/口
キンシャサノキセキ、母父カーリアン
母19歳の産駒。
2月生まれ

血統

キンシャサノキセキは現役時代のイメージそのままの短距離種牡馬であるが、皐月賞3着のガロアクリークを輩出し、存在感を増しつつある。その母父はプレザントコロニーで、キンシャサ産駒は芝も当然走るが、ダートもこなす。特にダート短距離は種牡馬ごとに適性差が出やすいので、この条件で勝利を稼いでいるのだろう。
血統的には距離をこなしても良いが、おそらく気性の問題で短距離を走っていた可能性があり、産駒に伝わる可能性はある。
アイリッシュカーリは本馬を除く10頭の産駒がすべて勝ち上がっており(地方込み)、産駒の中央勝利は24勝にも及ぶ。ただ、さすがに高齢の産駒であり、体質に難があったと言わざるを得ない。それでも疑いなく良繁殖である。Gofed(リファールの母)のクロス持ちの希少性に惹かれたが、そもそも母高齢で体質リスクがあるところに上乗せされるわけで、かなり甘い判断だったと反省。

馬体

あまり機敏さを感じず、当時も好きな馬体ではなかった。同じ価格帯のキンシャサ産駒にパブロ(ゲルニカの13)がいて、こちらの方が好みではあった。ならそっちに出資しろよという話なのだが、抽選を避けて牡馬が欲しかったので目をつむった部分はある。左前の内向も目立ちリスキーな馬体。さすがにノドの問題は判断できないと思う。

厩舎

高橋文雅厩舎は今年クリスタルブラックで京成杯を制覇。入厩前引退なので手腕は判別できずなのも残念。走らない馬でも使い方とかで経験にしたいところだが無理だった。

測尺

体 高: 154.5cm
胸 囲: 176.0cm
管 囲: 19.5cm
馬体重: 443kg

9月時点の数字。可もなく不可もなく。

競争成績

未出走

総評

ノドを2回手術しても改善せず、2歳引退となった。これ以前の馬はいずれも早期デビューで入着を繰り返していたので、始めて大失敗である。元々母の年齢はあまり気にしていないが、さすがに気にするようにはなった。

成功度:E(未出走引退。2歳だったので保険で損失は少なかったが、全く楽しめず)

出資馬を振り返る① アンジュデトワール

未勝利馬から順に振り返ってみる。

基本情報

24000円/口
スペシャルウィーク、母父スターオブコジーン
母15歳の産駒。
5月生まれ
 

血統

スペシャルウィークブエナビスタを出してまだまだ存在感がある時期。もう一頭の大物も牝馬シーザリオで、フィリーサイアー傾向であったことも出資を後押しした。ただ本質ステイヤーでパワーもあり大物を出す一方で、スピードにはやや不安があり、晩年はダート傾向が強くなっていった(アグネスタキオンとかと同様)。
母エンゼルカロは門別出身ながら旧3歳時に重賞を勝った快速馬であり、ディープインパクトを含む上位種牡馬を配合されたが、最高でも3勝馬が2頭とイマイチ大物が出ていない。1200万円と安価な募集額の理由はこのあたりだろう。
牝系を見ると3代母のテスコエンゼルが、テスコガビーの全妹であるものの、活躍馬はあまり出ておらず貧弱で、母の競争能力頼り。

馬体

改めて募集動画などを見ると、胴は詰まっていて、母と同じく短距離に適性が出たのもうなずける。やや窮屈さを感じ、背中に幅が無いのはイマイチ。故障なしに11戦もしてくれただけあって、脚元に怪しい感じは無い。

厩舎

高橋祥泰厩舎は、最近ではスマイルカナで久々に重賞勝ちも当時は低迷期。強い馬ではないので文句は言えないが、騎手起用はちょっと一流とは言い辛い大野、柴山、エスポジートが複数回であった。

測尺

体 高: 154.5cm
胸 囲: 171.0cm
管 囲: 19.2cm
馬体重: 437kg

今見ると、全体的にサイズ不足を感じるが5月生まれを考慮すると許容内。最終的には460kgぐらいで競馬できていたので、この馬なりに成長はしていた。

競争成績

11戦0勝(0-1-2-2-1-5)

芝1200mの新馬戦では上位が決まったところを追い込んで4着。今見ると着拾い的で強いとは言えない内容。次走は距離を伸ばしたがいいところなく惨敗した。新馬戦はやや重の馬場に助けられたようで、芝向きではなかったと思う。
3戦目からはダート短距離を使われ続け安定するも、先行すると最後が甘くなった印象。しかし気持ちを切らすことなく毎回走ってくれたことで、好走も多かった。


2014/12/21 中山1R 2歳未勝利【オージーアイドル】


2015/07/11 福島6R 3歳未勝利〈牝〉【フローラルダンサー】

総評

勝ち上がりこそできなかったが、失敗とは思わない。その後全く走らない馬も多く持ったこともあり、評価の上がる馬である。下手に勝ち上がっても500万下で頭打ちだっただろう。

成功度:C(未勝利2着あり。11戦中半分以上で掲示板は立派)

シャークスコーブ9着で1アウト

新潟5Rの芝1200m戦に出走したシャークスコーブは、初芝での新味が期待されたが9着に敗れた。
ゲートはあまり良くなかったが、促して先行集団へ付け、先行集団の内に入って4角を回る。あとは前をとらえるだけであったが、前走と同じように全く伸びず中団に沈んだ。
勝ち馬から1.1秒離された完敗である。

先行できたとはいえ、直線に入ってからの瞬発力の無さから芝向きとは言い難い印象。
もし逃げたとしても、新潟や東京などの直線が長いコースではほぼ切れ負けだろう。

血統からも適性はやはりダートで、キックバックを嫌がる面と集中力の無さを馬具等で矯正できるかがカギかと。
末脚は無いが、二の脚はまずまずなので、思い切って函館か札幌の1000m戦とかもアリかも。

ダートでは掲示板を外していないが、次走アクシデント等で9着以下となると一気に追い込まれる。
ひとまず立て直しだが、厳しくなってきた。